ロジスティクス(運送)・フルフィルメント(倉庫保管)・データプリントサービス事業など幅広く事業展開を行うアイシーエクスプレス株式会社の帳票EX帳票発行サービスというサービス説明動画を制作させていただきました。展示会・HPなど、電子帳票を検討している特定のユーザーに向けた動画制作として企画構成から作成しています。ご担当いただいた塩川様・山崎様に制作した動画のポイントなどをインタビューいたしました。
- 業界
-
- IT
- 物流
- 印刷
- 制作手法
-
- アニメーション
記事のポイント
- 専門的なニーズのあるお客様に伝わる動画の企画構成
- お客様からの問い合わせにつながる動画制作ができた
- 動画制作を行うことで、自社の強みを理解できた
インタビューにご協力いただいた方
アイシーエクスプレス株式会社:塩川様・山崎様
インタビュアー:山下
▼今回制作した動画はこちら
Q1:御社の事業内容と特徴は?
– 改めて、御社の事業内容をお教えください。
塩川様)
大きく3つありまして、ロジスティックス事業とフルフィルメント(倉庫保管)事業と今回動画制作を依頼したデータプリントサービス事業の3つの事業があります。
元々は運送会社というか、運輸業が中心だったんですが今はこのデータプリントサービスが会社の中で1番大きな売上を占めてるというような状況になっています。
山下)
手広くいろんな事業を広げられているんですね。ちなみに、今回の動画制作としてご依頼いただいた帳票EX帳票発行サービスの特徴についてもお伺いできますか?
塩川様)
帳票EX帳票発行サービスというのは、データプリントサービス事業の中のサービスになります。
弊社のデータプリントサービスは、帳票をプリントして封入をして郵便局に出したり、帳票をプリントして封入・帳票プリントしてお客様の指定場所に納品したりできる。そういうサービスを行っています。
その配送サービスに電子配信を組み合わせて、帳票EX帳票発行サービスという形で製品化しています。
山下)
他社の電子帳票サービスとはどのようなところに違いがあるのでしょうか?
塩川様)
他社サービスとの違いとしては、電子配信でペーパレスを主体に謳ってるサービスがほとんどなんですが、我々は ペーパーレスの電子配信もでき、帳票をプリントして郵送したり、お客様の指定場所に納品を行えることが、他社にない特徴になっています。
ロジスティックス事業を持っていることで、例えば夜間にデータをいただいて夜中にプリントを行い、早朝に便で発送することで、お客様には朝イチに納品が可能など利便性の高いサービスになっています。
ロジスティクスサービスを組み合わせたサービスを紹介できたのを今回よかったかなと考えています。
山下)
電子帳票だけでなく実際プリントをして配送まで対応いただけるというのは、とても便利なサービスですね。
塩川様)
そうですね。まだまだ帳票を発送して欲しいという企業様も多いので、喜んでいただいています。
ちなみに、今回、動画制作を行う際に構成を考えていて、自分たちのサービスの棚卸していることで、実は強みに気づくというところもあって、ロジスティックス事業・フルフィルメント(倉庫保管)事業があることで、帳票EX帳票発行サービスは他社にはないサービスにできているんだと気づくことができました。
山下)
動画制作を改めて行うことで、自社の強みを再認識できたのは素敵な副産物ですね。
Q2:動画制作の背景は?
-動画を制作された背景をお教えください
塩川様)
ITトレンドExpoという展示会に初めて出展をすることが決まっていたので、それまでに動画を作った方がいいのでは?と社内で話になり、ポイント絞って紹介できるような ツールが前から欲しかったこともあり、この機会にサービス紹介の動画を作ろうっていうのが1番大きなきっかけですね。
Q3:なぜ、key MOVIEに依頼?
-動画制作を弊社にご依頼いただいた理由をお教えください
塩川様)
動画サービスでコスト安いでウェブ検索をかけてて、 いくつかに候補を絞った中で、御社の事例の動画に掲載されていた動画をみた時に、このテイストの動画を作りたいなと思い、ご相談させていただきました。
山下)
どのような動画で、どの点に興味を持っていただけたのでしょうか?
塩川様)
その時みた動画は、物流サービスを紹介しているアニメーション動画でした。
簡潔にサービス紹介ができているところと、アニメーションならではの伝えたい場所を強調して伝えることができるところが、自社のサービスにも合っているのではないかなと感じました。
山下)
確かに、今回制作した動画も簡潔にわかりやすく伝えることを意識されていましたね。
Q4:制作した動画のポイントは?
-動画のポイントをお教えください。
塩川様)
専門性が強いサービスのため、広くいろんなお客様にアピールするというよりも、ニーズのあるお客様に伝わる動画にしたいと考えていました。専門用語が多いので、専門性の高い・ニッチな課題をお持ちのお客様に伝わりやすい言葉を選んだりすることを意識しています。
山下)
専門性の高い動画の際に、どこまでの人に伝えるかを明確にするかを決めることは大事ですよね。
他にも制作で意識された点などはありますか?
塩川様)
先ほども伝えたとおり、短い時間で簡潔に伝えたいっていう点を意識していて、アニメーションでの動画制作を希望していました。
以前、別の動画制作を行なった際は、実写での撮影ということもあり、天候なども気にしなければいけなかったのですが、アニメーション動画はそういうところを気にしなくて良かったことと、本当に伝えたいことが伝えられるように組み立てることがしやすかった気がします。
山下)
確かに天候などを気にしなくていいことや、制作工数が比較的少なくできるのはアニメーション動画のメリットですね。
Q5:制作した動画の効果や評判は?
-制作した動画の効果や御社内での評判はいかがでしょうか?
塩川様)
社内では分かりやすいという評判をいただいています。
社外向けに作ったサービス動画ではあったものの、社内の人間の中でも他事業との関わりが少なく、サービスに対していろんな解釈があったんですけど、「我々のサービスってこうだよ」「強みはこうでこういう構成になってるんだよ」ということが社内での共通認識を持つことができて、とても満足しています。
また、公開して間がないのですが、お問い合わせも何件か繋がった実感があります。
山下)
お問い合わせにつながったとのこと、制作させていただいた弊社としても嬉しい限りです。
ちなみに、弊社との動画制作についての取組みについてはいかがでしたか?
塩川様)
専門性が強いサービスで用語が難しかったりするんですけど、サービス内容など汲み取っていただき、 最終的にはきっちり仕上げていただけたので、ありがたかったです。
山下)
こちらこそ、納品まで1ヶ月と短期間で構成から制作までできたのは皆様のご協力のおかげでした。
Q6:今後の展望は?
-最後に今後の展望をお教えください。
塩川)
先ほどお伝えした通り、そのロジスティクス・フルフィルメント・データプリントの3つに分かれているのですが、実はその3つを組み合わせると、お客様へ提供できるサービスの価値が上がるんだなっていうことに気づくきっかけになりました。
今回のサービス動画を作った、帳票EXサービスの「自社便でお客さんの指定場所に納品します」というのも、ロジスティクスサービスとの相乗的なサービスだったり、データプリントサービスが24時間365日稼働していて、さらにロジスティクスサービスも夜間配送などもあることを考えると、プリントから配送まで実は24時間365日運用しているんですよね。
なので、例えば深夜にプリントして早朝にお客さんに持ち込むとかっていうようなことも、 他社さんでできないことも普通にできたり、自社ならではの強みがあります。
フルフィルメントサービスにおいても、無在庫運用できるサービスにチャレンジしていて、お客様から発注があったら、オンデマンドでカタログを翌日発送するというサービスを実施しています。
これもデータプリントサービスとフルフィルメントサービスが融合した事例です。
こういう3サービスがクロスしながらお客様に価値を提供するっていうのは、どんどんアピールをしていきたいなと考えています。
山下)
事業を掛け合わせることで、色々なサービスの展開が見込めそうですね。
ちなみに、動画制作について今後の展望や期待していることなどはありますか?
山崎様)
倉庫に保管してお客さんの指示に基づいて出荷するっていうのはどこの倉庫会社でもやっているので、無在庫のプロダクトだったり、なかなか一言で伝えづらいプロダクトやサービス毎に動画を作って、しっかりとお客様に伝えていければと考えています。
山下)
サービス毎の動画制作を行うことで、よりサービス理解が効率的になるとサービスの広がりがイメージできますね。また、今回のように社内でも共通認識ができることで、さらなる事業発展につながると本望です。