WEBCMの事例13選

WEB媒体の増加によってWEBCMを制作する企業が増えてきているかと思います。従来のTVCMと比べ安価に実施できることから今まではCM制作をおこなっていなかった企業も取り組まれているかと思います。
そこで、今回は数多くの動画制作を支援するkey MOVIEが、参考になるような「WEBCM」の事例を紹介いたします。
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Contents
- 【TVerWebCM】「恋は水のように 倍速再生篇」
- 【アクアクララ】WEBCMアクアクララで変えられる、私たちの未来。
- 【眼鏡市場WEBCM 】 めが姉ぇ&めが兄ぃ「コンタクトレンズ」篇
- “オードリーの師匠”TAIGA、わずか6秒のWEBCMで銀座を語る 明治 銀座カリーWEB CM「冷凍食品」篇「すごくうまいぜ」篇
- 創作品モール「あるる」WebCM – ふたごのうさぎ編 15秒ver
- モノタロウWebCM「ネジ編」
- ホットペッパービューティー新WebCM(NANAMI出演)
- Airbnb宿泊先いろいろ 日本いろいろ「皆んなで笑いましょ」篇
- GROW with SAP中堅・中小企業向けキャンペーン「倉庫」篇
- 【東京ミステリーサーカス】2024年CM
- タクシーアプリ「GO」 「GOする!取り合い」篇(30秒)
- ベビースターラーメン WEBCM「おばあちゃんとの思い出」篇(180秒)
- ぐんまちゃん WEBCM『ギャルとの友情』篇
- ヒロメル WEBCM(今田美桜出演)
- リクナビ 新WEBCM「知らなかった自分」篇(飯沼愛出演)
- まとめ
【TVerWebCM】「恋は水のように 倍速再生篇」
TVerのWebCM「恋は水のように 倍速再生篇」は、動画視聴の“倍速再生”という習慣をモチーフに、現代の恋愛が持つ儚さやスピード感を詩的に表現したストーリー仕立てのPR動画です。冒頭では男女のゆっくりと始まる恋の過程が描かれますが、中盤以降はテンポが一気に加速し、まるで恋そのものが倍速で再生されているかのような演出が加わります。この構成により、恋の始まりから終わりまでがあっという間に過ぎ去る感覚が映像と音でリアルに伝わってきます。またイラストで表現しているのも特徴となります。恋愛の過程を視聴体験に置き換える手法で、TVerが提供する動画体験の象徴として、倍速再生の文化そのものをブランディングに活用している動画となっています。
【アクアクララ】WEBCMアクアクララで変えられる、私たちの未来。
アクアクララのWebCMは、「水を変えれば、未来が変わる」というメッセージのもと、水の循環と人の暮らしを繋げたストーリー型の映像に仕上がっています。映像はやさしく温かみのあるトーンで統一され、ナレーションとBGMは落ち着きがあり、信頼感と清潔感を演出しています。リターナブルボトルの紹介とともに、サステナブルな取り組みにも言及しているのも特徴となっています。リターナブルボトルを早くから採用し、リデュース・リユース・リサイクル(ゴミ減量・再利用・再資源化)の3Rに取り組んで来たことを機能だけでなく、企業姿勢まで伝える内容となっておりブランドイメージ全体を訴求する設計となっている動画となっています。
【眼鏡市場WEBCM 】 めが姉ぇ&めが兄ぃ「コンタクトレンズ」篇
眼鏡市場のWebCMでは、キャラクター「めが姉ぇ」と「めが兄ぃ」を起用し、コンタクトレンズの利便性と安心感をテンポよく伝えています。映像は全編アニメーションで構成され、キャッチーな会話劇と軽快なテンポが特徴となっています。普段メガネをかけている人にとってのコンタクト切れあるあるや、買いに行く時間がないという悩みに共感できるストーリーとなっており、実店舗とネット注文の両方を活用できる利便性をしっかりアピールしています。キャラクターが視聴者に語りかける形式で進行し、専門知識を持つ「めが姉ぇ」の解説により、安心して選べる仕組みやサポート体制を強調しています。CM全体のトーンは明るく、幅広い年齢層に親しみやすい内容で、特に10代~30代のライトユーザーへの導線として有効な動画となっています。
“オードリーの師匠”TAIGA、わずか6秒のWEBCMで銀座を語る 明治 銀座カリーWEB CM「冷凍食品」篇「すごくうまいぜ」篇
明治の冷凍食品「銀座カリー」のWebCMは、お笑い芸人TAIGA氏による“銀座へのこだわり”を6秒で語りきるという、極端な短尺とインパクトを狙った構成が特徴です。銀座の高級感を強調しつつ、「すごくうまいぜ!」という決め台詞で商品のおいしさをストレートに伝える構成は、記憶に残りやすく、SNSでの拡散にも適したフォーマットとなっています。時間の制約を逆手に取り、強烈な印象を残す手法が特徴です。わずか6秒という尺でありながら、ブランド名・味の良さ・世界観を印象づける設計は、テレビCMではできないWebCMならではの柔軟性を活かした動画となっています。
創作品モール「あるる」WebCM – ふたごのうさぎ編 15秒ver
創作品モール「あるる」のWebCMは、15秒という短い尺の中でオリジナルキャラクターふたごのうさぎを活用し、ハンドメイドや創作物のあたたかみと楽しさを伝える構成となっています。軽快な動きとポップなBGMが印象的で、視覚的にも聴覚的にも記憶に残る設計となっており、全体としてはものづくりや個性をテーマに据え、クリエイターとファンのつながりをイメージさせる表現が特徴となっています。オリジナルキャラクターによるブランディングが秀逸で、SNSでの再利用や二次創作との相性もよく、販促とエンゲージメントの両面で機能する動画となっており、短尺CMの中でも世界観をきちんと伝えている動画となっています。
モノタロウWebCM「ネジ編」
モノタロウのWebCM「ネジ編」は、日常では意識されにくいネジを主役に据え、BtoB向けECサイトの幅広い商品展開をユーモアを交えて紹介しています。冒頭から「ネジの気持ち」を語る男性のモノローグで始まり、視聴者を一気に引き込む構成でネジというニッチな題材をあえて情緒的に扱うことで、業務用資材に対する愛着や信頼といった感情を喚起させることに成功しています。映像は実写とCGの融合で、シンプルな製造シーンに独自の演出を加えることで、飽きさせず最後まで見せ切るテンポ感が魅力です。BtoBであっても、親しみやすさと印象深さを両立させた動画となっています。
ホットペッパービューティー新WebCM(NANAMI出演)
ホットペッパービューティーのWebCMは、モデル・NANAMI氏が自宅のソファでリラックスした姿を見せながら、アプリでの美容サロン予約の便利さを紹介する動画です。日常に溶け込むアプリ体験を自然な演出で描いておりナチュラル志向の20〜30代女性に向けた共感型の訴求が行われています。スマホ画面と生活シーンが交互に映し出されることで、リアルな使用感と操作の簡単さを視覚的に伝えているのが特徴です。美容クリニック検索・カウンセリング予約サービスの検索機能をスムーズに紹介しており、アプリの多機能性も自然に訴求しており、自分らしく、気軽にキレイを楽しめるライフスタイル提案型のWebCMとなっています。
Airbnb宿泊先いろいろ 日本いろいろ「皆んなで笑いましょ」篇
AirbnbのWebCM「皆んなで笑いましょ」篇は、多様な宿泊スタイルや日本各地の宿泊施設の魅力を、旅行者たちの笑顔とともに描いた温かみのあるプロモーション動画です。この動画は写真家、Yoshiyuki Matsumuraとその家族が、千葉県勝浦市にある都心からわずか90分の雄大な自然と景色が広がる宿泊施設に滞在した際に撮った写真を使った動画となっています。映像はドキュメンタリー風のリアルな撮影スタイルで、過度な演出を避け、利用者目線での自然な表情が印象的で、国内旅行需要を喚起する内容として効果的な構成となっており、外国人視点ではなく、日本人ユーザーのリアルな旅に寄り添った内容が特徴的な動画となっています。
GROW with SAP中堅・中小企業向けキャンペーン「倉庫」篇
SAPのWebCM「倉庫篇」は、製造業や物流業の中堅・中小企業が抱える在庫管理の課題をテーマに、ERP導入による業務改善のインパクトを15秒で伝えるショート動画となっています。限られた時間の中でも、人手不足・アナログ管理・在庫の見える化不足などの課題を瞬時に提示し、それに対する解決策としてGROW with SAPを提示し、企業向けソリューションの訴求として明快かつスマートな構成となっています。映像は実写による工場内のシーンで構成され、業務の煩雑さやストレスを演出する前半から一転、後半ではシステム導入後の効率化された現場が描かれ、コントラストによって導入メリットが強調されているのが特徴的な動画となっています。
【東京ミステリーサーカス】2024年CM
東京ミステリーサーカスのWebCMは、非日常感とエンタメ体験を前面に押し出し謎解きやリアル脱出ゲームといったコンテンツの世界観を一気に伝える構成となっています。動画はスタイリッシュかつスピーディで、カラフルなライティングやダイナミックな演出を用い、視聴者をに引き込む動画となっています。15秒という短尺ながら、施設の雰囲気・期待感・参加者の興奮などをテンポよく詰め込み、若年層を中心に高い訴求力を持っています。出演者の表情や反応により体験の楽しさが直感的に伝わり、言語情報に頼らず映像のみでも興味を喚起できる設計でエンタメ×リアル体験の訴求において、ブランドの世界観を表現する優れた短尺WebCM動画となっています。
タクシーアプリ「GO」 「GOする!取り合い」篇(30秒)
タクシーアプリ「GO」のWebCM「GOする!取り合い」篇は、出演者のユーモラスな掛け合いを通して、アプリ利用の便利さとスピード感を訴求する内容になっています。舞台は街角でタクシーを見つけて、竹野内豊が一台の車を取り合うというコント仕立てのストーリーで展開され、現代人のタクシー乗車あるあるを軽快に描いているのが特徴となっています。「今いる場所に呼べる」「地図で確認できる」「キャッシュレス対応」など、アプリの利便性はストーリー内の行動で自然に伝えられており、機能紹介と笑いを融合させた構成で、30秒という短尺でも、テンポの良さとキャッチーなセリフ回しで記憶に残る内容となっているのが特徴的な動画となっています。
ベビースターラーメン WEBCM「おばあちゃんとの思い出」篇(180秒)
ベビースターラーメンのWebCM「おばあちゃんとの思い出」篇は、3分間のショートドラマ形式で展開され、子ども時代の記憶と家族の絆を温かく描いたエモーショナルな作品です。主人公の男性が幼少期のおばあちゃんとの時間を思い返す構成で、ベビースターラーメンを一緒に食べた思い出が現在の生活と重なり合い明日も“もうちょっとだけ”頑張ってみるかと勇気付けられる動画となっています。映像は落ち着いたトーンと生活感のあるセットで構成され、ナレーションは最小限に抑えられ、感情表現と音楽がストーリーを引き立てています。ブランド名や商品露出は控えめながら、「ベビースター=家族の時間に寄り添う存在」という深い印象を与える設計でSNSでの感動共有や共感の拡散も狙える構成で、単なるお菓子の紹介にとどまらないブランド価値向上型の動画となっています。
ぐんまちゃん WEBCM『ギャルとの友情』篇
群馬県の公式キャラクター「ぐんまちゃん」が登場する本WebCMは、ギャル風の若者たちとぐんまちゃんの交流を描いた異色のストーリーで群馬代表として“もっとやる気を出せ”とギャルに喝を入れられるぐんまちゃんの姿が、笑いとともに親近感を生み出します。地方プロモーションとしては異例のポップカルチャー的演出が特徴です。映像は若者向けSNS映えを意識したテンポと編集で、スラングを交えたセリフ回しやギャルファッションなど、Z世代に刺さる要素が満載でローカルの魅力や真面目な観光情報はあえて省略し、あくまで“感情とキャラクターの面白さ”に振り切った構成が新鮮です。自治体広報におけるバズ型WebCMの動画であり、視聴者にまず「知ってもらう」ことに重きを置いたアプローチが特徴的な動画となっています。
ヒロメル WEBCM(今田美桜出演)
今田美桜さんが出演するヒロメルのWebCMは、女優の今田がPRコンサルタント=モノを広めるプロフェッショナルとして、自社サービスを有名にしたい企業担当者たちに対して、「ヒロメル」のサービスを紹介する動画です。ベクトル社が作ったサービスとなっており、広告がうまく広がらない悩みに対し、SNS拡散・タレント起用・メディア連携など多彩な手法で解決できる点を、コミカルな掛け合いとテンポの良い展開で表現し、広告業界向けに「広めたい種を選べる」「メディアに直接相談できる」といった特徴を短時間でわかりやすく伝えているのが特徴的な動画となっています。
リクナビ 新WEBCM「知らなかった自分」篇(飯沼愛出演)
クナビの新WEBCM「知らなかった自分」篇では、女優・飯沼愛さんが初出演し、就職活動を通じて自分の可能性を広げていく姿を描いています。CMの冒頭では「リナは変わります」という印象的なフレーズとともに、就活をきっかけに“あなただけの興味”を見つけ、それが自然に広がっていく様子を表現しています。飯沼さんのフレッシュでキュートな表情が視聴者の共感を呼び、就活に対するポジティブな印象を与えています。映像は「知らなかった自分と出会える場所」としてリクナビを紹介し、自分らしく未来を選んでいけるという前向きなメッセージを発信しており最後は「就活準備はナリクルート」という耳に残る言葉で締めくくられ、若年層に親しみやすく響く構成の動画となっています。
まとめ
この記事では、WEBCMでの周年動画を成功させた具体的な事例を紹介しました。