フリーランスの動画制作相場を解説!外注先を選ぶ4つのポイントも紹介。
昨今、動画を活用したPR活動が白熱しています。
動画制作会社・フリーランスに見積を依頼する方も増加しているのではないでしょうか。
しかし、動画制作の相場は分かり辛く、見積りが適切なのか判断することが難しいです。
そこで本記事では、動画制作サービス(KEY-MOVIE)がフリーランスに動画制作を依頼した場合の相場について解説いたします。
また、KEY-MOVIEでは動画制作を外注した場合の費用・相場に関する資料を無料で配布しております。
気になる方は以下よりダウンロードしてください。
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Contents
動画制作をフリーランスに依頼する場合の相場は、制作するジャンルによって異なります。以下、ジャンル別に解説していきます。
動画編集を外注するべきかどうかご判断に迷われている方はこちらの記事でも紹介しております。
アニメーション制作におけるフリーランスの相場
アニメーションにおけるフリーランスの動画制作相場は、1本あたり3万円〜30万円です。
相場にばらつきが生じるのは動画毎に制作のコストが異なるためです。以下担当する工程と費用感をまとめております。
※動画の分数等により相場は大きく変動します。また、キャスティング費用・素材の購入費等は含めておりません。
実写動画制作におけるフリーランスの相場
実写動画の制作におけるフリーランスの相場は10万円〜50万円です。
実際動画の相場は撮影等の拘束時間・編集の難易度等によって変動します。アニメーション動画同様、担当する工程によって相場が変わるのです。
以下、実際にフリーランスが担当する工程と実写動画における相場感を記載しております。
※キャスティング等で発生する費用は含めておりません。
動画制作を行うフリーランスの年収は200万円〜500万円程度です。
実績のレベルに応じて、獲得できる案件の金額が異なります。そのため、駆け出しのフリーランス等は1本3000円から動画編集を請け負うといった事態も少なく有りません。
誰が見ても良い動画だと思われるポートフォリオ・安定した案件獲得のネットワークが構築できるようになり、400万円〜500万円程度の年収が目指せるようになります。
動画制作のフリーランスとして稼ぐためのポイントは複数あります。以下ポイントを解説しておきます。
制作案件の多くは、代理店・動画制作会社に集約されています。こうした企業・担当者とのネットワーキングにより、安定的に案件を獲得できる体制を構築しておくことが重要です。
動画制作のフリーランスは制作業務と、営業業務を頑張らなければ安定した収入を得ることは難しいですが、両立することは至難です。
制作工数の重い案件に注力していたら、単発の報酬は大きいものの、次の案件が無く、収入が途絶えてしまったというケースが多く見られます。
地道なネットワーキングを続け、安定的に案件が獲得できる体制の構築に努めましょう。
動画制作の案件には当たり外れがあります。
見積単価や工数を間違えると、限られたリソースが減少し、満足した報酬も得られないといった状況に陥ります。
工数も少なく、割の良い案件を見つけ、適切な見積ができるよう日々鍛錬しましょう。
動画制作のスキルだけではある程度の収入でストップするでしょう。
スキルというのは、競争が激化すればそれだけ価値が下落する宿命にあるのです。
現に動画制作ができるフリーランスの数は年々増加しています。では何で、発注先を決めているのでしょうか。
それはセンスです。
しかし、これらは一長一短に身につくものでは有りません。
そこで、スキルの掛け合わせを行うことをおすすめします。
動画は様々なシーンで活用されますが、圧倒的に多いのが広告の領域です。
しかし、マーケティング・広告のことまでわかる動画制作者は少なく希少性が高いです。
同じ制作単価・品質なのであれば、動画を活用してコンバージョンを獲得する方法まで把握しているフリーランスの方が受注確率は高いでしょう。
動画を「フリーランスに依頼して、低品質な動画が納品されたらどうしよう」という不安もあるかと思います。
確かに、フリーランスに依頼したものの、品質が満足できず、結局弊社のような動画制作会社にご依頼される企業様の数が後をたちません。
しかし、フリーランスに動画制作を依頼するメリットも数多くあるのも事実。
以下3つのメリットについて解説いたします。
動画制作の料金が安い
最大のメリットは制作単価が圧倒的に安いことです。動画制作会社と比較して半分以下の値段で制作することも可能です。
細かな調整ができる
動画制作会社等、きっちりとしているところは、修正回数等について厳密に管理しています。そのため、修正を繰り返した結果、想定していた費用よりも高くなったというケースを多く目にします。
フリーランスであれば、厳密に管理しているケースは少なく、柔軟に修正の対応を行ってくれる場合が多いです。
動画制作の各工程ごとに依頼できる
動画の費用は制作に必要な工数・相場によって変動します。つまり、自社内部でフリーランスに必要な工程を圧縮することができれば、制作単価を圧縮できるということです。
動画の制作会社では動画の編集だけなら対応しませんというケースもありますが、
フリーランスであれば、単価の安い作業部分だけでも引き受けてくれます。
必要な工程だけを依頼できるのはフリーランスに発注するメリットと言えるでしょう。
フリーランスと上手に組めば、非常に安価に良い動画を制作することが可能ですが、失敗が多いのも事実。
そこで、フリーランスに動画制作を発注するデメリットについて解説いたします。
コミュニケーションコストがかかる
動画を制作する際は頭にあるイメージを伝達する必要があるため、かなりのコミニケーションコストが発生します。
その際、ディレクション経験豊富な担当者がいれば、少ないやりとりで済むケースもあるでしょう。
しかし、制作者の多くが、クライアント折衝の経験が少なく、ミスコミニケーションが多く発生するリスクがございます。
また、窓口を一本化する担当者もいないため、フリーランスの人数が増えれば、それだけやり取りをする人数・請求書の数等も増加するため、業務圧迫の要因となるのです。
優秀なクリエイターを探すことが大変
優秀なフリーランス(クリエイター)を探すには時間がかかります。
勿論、ポートフォリオ等を参考にすると思いますが、大手企業の動画制作実績があっても、実際には一部の編集しか担当しておらず、求められた品質が担保できなかったというケースも多いです。
また、動画制作の品質は高くても、レスが遅い等、発注してからでないとわからない情報も多く、一筋縄ではいきません。
スケジュール管理や品質管理にリスクがある
動画制作会社であれば、ディレクターが間に入り、スケジュールの管理や品質の管理を行ってくれます。
問題があれば、編集者を増やし、工期をコントロールしたり、品質が担保できない場合はクリエイターを変更したりと責任を持って業務を遂行します。
しかし、制作者に直で発注している場合は、依頼している方のスケジュール管理ができていなければ、物理的に稼働できなくなってしまいます。
また、品質についてもあげようがないため、納得のいかない動画が納品されてしまうリスクがあるのです。
仕事の引き継ぎ等の責任が無い
フリーランスに依頼した際に多いのが、バックレ問題です。何か問題があった際に業務を投げ出し、連絡が取れなくなってしまうケースです。
組織ではないため、引き継ぎという概念もなく、折角費やした時間が無駄になってしまうリスクがあります。
フリーランスへの依頼を検討している方の中には、動画制作会社を活用したほうが良いこともあります。
ただ、制作会社の選定方法もフリーランス同様悩まれるかと思いますので、選定する際に重要になる、動画制作会社の種類を解説いたします。
代理店
広告代理店等の中に制作の機能があり、動画を制作します。規模の大きな広告代理店では殆どが制作チームを有しています。規模の小さな代理店は制作会社等に再委託しているケースが多いでしょう。多重下請け構造により、低品質・高価格な動画が納品されてしまうこともあるので注意が必要です。
動画制作会社(自社完結型)
自社でクリエイターを採用し、すべての制作を行う動画制作会社です。品質にバラつきがでにくい一方で、得意・不得意関係無く、案件の獲得を行いますので、事前に同じ様な実績があるか確認しましょう。
動画制作会社(フリーランスと共同制作)
ネットワーキングしているクリエイターと適宜チームを編成することで、幅広いジャンルへ対応可能です。また、固定費が少ない分、制作単価も安い傾向にあります。
以上、フリーランスに動画制作を依頼した場合の費用感・動画制作会社の種類を解説しました。
動画制作会社であってもフリーランスであっても、発注先を選定するポイントは変わりません。以下重要なポイントを3つ解説いたします。
事例や制作実績を元に選ぶ
過去に制作した実績を参考にしましょう。制作したい動画のイメージとあっているのか、求めている品質は担保できそうか等しっかりチェックを行います。
その際、動画全体の中でどの工程を担当したのかを必ず確認するようにしましょう。
中にはテロップ編集だけを担当したというケースもございますので、注意が必要です。
依頼したい作業を算出した上で選ぶ
企画・構成が得意・デザイン力が優れている等、尖っている部分が異なります。
制作したい動画ではどの領域が得意な人を求めているのかしっかりと把握した上で、
フリーランス・制作会社を選定するようにしましょう。
マーケティング視点を持っているかどうかで選ぶ
動画はマーケティング領域と密接に関わっています。動画を活用してどのように売上につなげるのがという視点があるか無いかで動画の効果は大きく変わります。
マーケティングに関する知見がどれだけあるのかしっかりと見極めましょう。
補足:フリーランスに依頼する場合は大前提人柄も大切
補足になりますが、人柄は非常に大切です。やりとりする上でストレスになる方とは取引したくないですよね。後々面倒なことにならないよう、依頼する前にしっかりと人柄を把握しておきましょう。
動画制作を依頼する際は、相場を把握しておくことが重要です。全く費用感がわかっていないと思われると、不適当な金額の見積をされてしまいます。
見積先は多すぎるのもよくないですが、少なすぎるのもよくないです。
フリーランスは安いと決めつけずに、念のため、制作会社等にも見積を依頼し、制作したい動画の相場を把握しましょう。
本記事を執筆しているKEY-MOVEIでは無料で見積を請け負っています。制作したい動画がいくらなのか知りたい方は以下よりお気軽にお問い合わせください。