社員密着タイプの採用動画の事例集
採用動画は、新入社員へ自社の魅力をアピールしたり、自社へ興味を持ってもらうための方法として非常に有効です。ただ、採用動画にも様々なタイプがあり、どのような採用動画を制作すべきか迷われる方も多いかと思います。
その中でも、社員密着タイプの採用動画を検討される企業は多いかと思います。
社員密着タイプの採用動画は、実際に働く社員の方の業務内容や生活リズムなどがダイレクトで伝わり、学生の解像度をかなり高めることができます。
そこで、今回は数多くの採用動画を見てきたkey MOVIEが、企業の「社員密着」タイプの採用動画事例を紹介します。
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Contents
- 社員密着タイプの採用動画事例
- 【採用】社員1日密着ドキュメンタリー “4年目設計開発 伴野さん編”
- 商船三井 若手社員の1日に密着 ~陸上職事務系~What’s it like to work at MOL?
- 葵交通 新人タクシードライバー募集動画「タクシー女子編 2021」
- 【阪急阪神百貨店】社員の1日に密着 vol.09
- 【スタッフ募集】株式会社モリエン 新入社員さん、1日密着してみた。
- 【株式会社ジンズ】クリエーターのとある一日
- 【キャリアリンク株式会社/東証プライム上場】キャリア転職・中途採用動画 〜キャリアリンクのとある1日〜(2022年)
- 【株式会社タイセイ】社員密着ドキュメンタリー「さぁ この工場から、未来を作るぞ。」工場長篇
- 社員密着動画の制作方法
- まとめ
社員密着タイプの採用動画事例
数多くの採用動画の制作をおこない、また更に多くの世の中の採用動画を見てきたkey MOVIEが、様々なジャンルの「社員密着タイプの採用動画」を紹介していきます。
【採用】社員1日密着ドキュメンタリー “4年目設計開発 伴野さん編”
レーザープリンターや、ファクシミリといった、事務機器や光学機器を取り扱うことで有名な企業であるリコーの社員密着動画です。
採用動画ではありますが、タイトルにある通り、社員に密着して、若手の社員はどんな仕事に取り組んでいるのか、フィーチャーした内容になっています。
かなり、詳細に1日を追っていき「どんな開発に携わっているのか」「どんなルーティンで仕事のリズムを作っているのか」「どんな施設で働いているのか」がわかるようになっています。
また、それにともなって、リコーがどんな企業なのか、どんな設備があるのか、どんな仕事があるのかが、動画を見るだけでわかるよう、時折、ナレーションや他社員へのインタビューを交えつつ解説。
実際にテレビ番組で流しても遜色がないような、ハイクオリティな動画に仕上げています。
採用動画としては10分越えと、時間は長いですが、字幕や編集による見やすさとわかりやすさ、社員の思いが伝わる構成で、長く感じさせない「魅せ方」が詰まった良い動画です。
商船三井 若手社員の1日に密着 ~陸上職事務系~What’s it like to work at MOL?
東証プライムに上場している、日本きっての大手海運会社「商船三井(MOL)」の若手社員密着動画です。
カメラマンの声も動画に入り、カメラマンと会話している様子も動画の構成に取り入れているのが特徴です。
若手女性社員の1日の仕事を、かなり細かく時間帯を分けて、何をしているのかがわかるように、実際の業務の様子を映像に乗せ、その後、本人に何をしていたのかを口頭で説明するという流れで動画を統一。テンポよく動画が進行しているのが、この動画のポイントです。
また、実際に英語でコミュニケーションをとっている様子も流し、どんな人材を求めているのか(今回の場合は英語でのコミュニケーション、また英語の読解力が必要)もわかるような動画になっています。
他に社員密着タイプに限らない採用動画の紹介は下記にまとめています。
葵交通 新人タクシードライバー募集動画「タクシー女子編 2021」
東証プライム上場企業であり、都内で「特別優良表彰会社」に21年連続で表彰されているタクシー会社の葵交通の動画です。
年齢層が高く、男性中心の傾向が強いタクシー業界で入職した若手女性社員に密着したものとなっています。
実際にどんな流れで出庫しているのかがわかりつつ、本人のインタビュー音声を後ろで流し、どんなことに仕事のモチベーションを感じているかも同時に発信しています。
タクシーの運転手としての仕事のみではなく、書類記入の様子やお金を数える様子など、一般のイメージしづらい仕事も映像に収めており、より具体的に働くイメージがわくように工夫されているのが、この動画の特徴です。
【阪急阪神百貨店】社員の1日に密着 vol.09
特に関西圏では圧倒的な知名度を誇り、全国的にも大手百貨店と知られる「阪急百貨店」や「阪神百貨店」を運営する阪急阪神百貨店の、社員の1日に密着した動画です。
ファッション系のバイヤーを担当している若手社員にインタビューしつつ、実際の仕事の様子を流しています。
入社後のキャリアも1年ごとに細かく聞き出し、この仕事をするとどのようなキャリアプランを描けるのか。どんな仕事に携われるのかがわかるのが、この動画の大きな特徴になっています。
また、どんな人物像を求めているかが動画で伝わるように、働くうえで大切にしているポイントもインタビューで語り、ミスマッチを防ぐような工夫もされている密着動画です。
ファッション業界のため、動画の構成や編集自体もかっこいいものになっています。
かっこいい採用動画の事例は下記も参考にしてください。
【スタッフ募集】株式会社モリエン 新入社員さん、1日密着してみた。
神戸市を拠点に活動している、大正8年創業の老舗ペイントディーラー、モリエンの社員密着動画です。
ペイントディーラーと聞くと、ピンとこない方も多いかもしれませんが、塗装のためのペンキやワックスを取り扱っている会社で、一般客や塗装業の企業へ販売、配達をしています。
若手社員の男女2人に密着し、どんな仕事をしているのか、どんなタイミングでどんな仕事をしているのか、実際にお客様先を訪れている様子や、作業をしている様子を流して解説する構成。
そこに先輩社員の様子も組みこみ、どんな先輩たちがいるのか、他にはどんな業務があるのかを端的に伝えられているのも、この動画の良いところでしょう。
また、動画時間が3分と社員動画の中では短めであり、最後まで見てもらいやすい尺に収めているのも1つの工夫です。
【株式会社ジンズ】クリエーターのとある一日
日本を代表する大手メガネチェーン「J!NS」として、海外にも進出している株式会社ジンズのクリエーターに密着した動画です。
1日の流れを、開店準備から密着し、どんな流れで仕事するのか、実際にどんな接客をしているのか、どのようにして要望取りの眼鏡を作るのかなどが伝わるようになっています。
一人ひとりにあったメガネを作るクリエーターとして、どんなことがモチベーションになっているのかをインタビューしており、やりがいや、風通しがよく働きやすい環境が整っていることをアピール。
これに加え「店舗スタッフ」「店舗接客」という往来の接客業でではなく、あくまでお客様に最適な眼鏡を作るプロとして「クリエーター」という役職名を使い、若手の人材に興味を持ってもらえるような工夫がされています。
【キャリアリンク株式会社/東証プライム上場】キャリア転職・中途採用動画 〜キャリアリンクのとある1日〜(2022年)
東証プライム上場の大手人材派遣会社、キャリアリンクの社員密着動画です。
多くの密着動画では、若手社員に出演してもらうケースが多いですが、キャリアリンクの動画では入社7年目の課長という、会社としては中堅のメンバーへ密着。
この会社で結果を残すことでどんな仕事をすることになるのか、どんなキャリアプランを描けるのかをアピールする動画の構成になっているので、今までの動画とはまた違った雰囲気の社員密着動画になっていると感じるのではないでしょうか。
人との関係性を取り持つ「マネジメント」のやりがいが伝わる良い動画例といえます。
また、こちらの採用動画は密着しつつ、要所で社員インタビューも入れており、メッセージ性が強くなっています。
採用動画の社員インタビューは下記記事も参考にしてください。
【株式会社タイセイ】社員密着ドキュメンタリー「さぁ この工場から、未来を作るぞ。」工場長篇
タイセイの社員密着ドキュメンタリー動画です。
従業員へのインタビューを交えた密着動画ですが、他の動画のテイストとは違い、従業員の挫折やネガティブな発言からスタートする構成となっています。
「学生時代は自分があまり好きではなかった」「夢も目標、将来の展望もない」「大学中退でアルバイトで入社」といった、赤裸々な過去をどんどん開示、そこから工場長へなって家族と一戸建てに暮らし、幸せを手に入れたというサクセスストーリーに結び付け、どんな人でも成り上がれるというようなイメージをつける工夫がされています。
また、工場内で生き生きと働く様子を映像として流すことで「きつい」というイメージを、払しょくするような明るく前向きなイメージを演出しているのが特徴です。
社員密着動画の制作方法
ここまで紹介してきた社員動画は、様々な見せ方がありましたね。「この動画いい!」と思った動画もあったのではないでしょうか。
これを機に、社員密着動画を自社でもつくりたい!と思われた方は下記のポイントを意識して制作するとよいでしょう。
①構成を考え、撮影する素材を決め、撮影許可が必要な部分を考える
まず、どんな構成にするか考えることが必要です。
「インタビュー形式で思いを伝えたい」「出社から退勤までを追って、一日の流れを伝えたい」「どんな人が働いているのか伝えたい」「どんな仕事をしているのかを伝えたい」このそれぞれの思いによって、どんな構成にするべきか、どんな見せ方をするべきかが変わります。
その方針を決めてから、どんな素材を撮影する必要があるか洗い出すことが最初に必要になります。
また、業務中の映像を撮影する際、客先での様子なら撮影許可を取る必要があったり、どこまでの撮影が可能なのか(映像や)の許可周りを明確にしておく必要があるでしょう。
②適切なモデルの選定
密着する社員の選定は非常に重要です。理由は、動画を見る人が会社のイメージをその社員の行動や普段の仕事で判断ししまうためです。なので、社内で数ある業務の中でも「やりがいを感じる部分」「第三者から見て、楽しいと思う部分」「この業務に携わりたいと思ってもらえる部分」を担当している社員を選定する必要があります。
また、「この人と働きたい」と思えるような人である必要もあり、働いているときの表情、服装、仕事ぶりといった要素を総合的に考えて、モデルを選ぶ必要もあるでしょう。
③動画制作会社に依頼する
密着動画に限らず、かっこいい採用動画で重要なのは映像の綺麗さや編集のかっこよさ、演出が適切かどうかといった専門的な知識が求められます。これらを動画の専門でない方が制作するのはほぼ不可能に近く、そもそも機材もプロ仕様です。「社員密着動画」を制作したい場合は、ぜひご相談ください!
まとめ
社員密着タイプの採用動画を紹介しました。
どの動画も特徴が異なり、様々な見せ方を試していることがわかりましたね。
特に社員密着は、個人の一日の流れを追うことができるため、うまく制作できれば入社後のイメージがしやすいメリットがあります。ですが、その取材を受ける社員の選定も大変ですし、実際の業務を映す分、社外に漏らしてはいけない情報を映してしまっていないかという権利や許可の問題も出やすいです。
諸々面倒なことはスルーして、社員密着のカッコイイ動画を作りたい!という方は是非、動画制作のプロであるkey MOVIEにご相談ください。
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