【おすすめ8選】動画作成ツールをタイプ別に紹介
会社で動画制作ツールの導入を検討し、比較検討しているのではないでしょうか。
企業が Youtube を使ったプロモーションを行うのも珍しくなく、マーケティングや営業活動における動画の重要性は高まる一方です。
従来は、動画制作を専門業者に外注するのが一般的でしたが、自社で動画制作を内製化することのメリットが大きく、動画制作ツールの需要も高まっています。
そこで本記事では、動画・映像制作サービス(key MOVIE)を営んでいる弊社が、プロ目線で、動画制作ツールの概要・メリット・タイプ・選び方といったポイントを解説した後に、具体的におすすめの動画制作ツールを紹介していきます。
動画制作ツールによって、簡単に使えるものからプロ仕様のものまで、それぞれ特徴が異なります。
また、無料のツールから高額なツールまであるため、ご自身のスキルや予算、目的にあわせて選ぶことをおすすめします。
また、動画を制作する頻度が低いと費用の回収が難しい場合もあるため、まずは動画制作にかかるコストを知っておくことも重要です。
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Contents
動画作成ツールとは、会社紹介やサービスのプロモーション、SNS 広告などのマーケティングや営業活動を目的に、撮影した動画を編集したり、素材やアニメーションを用いて動画を作成するツールです。
動画編集に役立つテンプレートが多数用意されていたり、アクセス解析の機能が実装されていたりと、動画マーケティングをはじめる企業に欠かせないツールです。
簡単に使える無料のツールからプロの編集者も使用する有料ツールまで種類が豊富で、社内事情に応じて最適なものを選択することがおすすめです。
動画制作ツールをビジネスで活用することにより、次の3つのメリットがあります。
- 動画作成を効率的に行える
- ノウハウの蓄積による作業の効率化
- チーム環境構築による動画のクオリティ向上
それぞれを比較して解説します。
①動画作成を効率的に行える
動画制作ツールの中には、動画のテンプレートが数百から数千点用意されているツールがあります。
業種や目的に合わせてテンプレートを使うことで、簡単に高クオリティの動画を制作することができます。
ツールによっては、BGM、フォント、背景画像といった素材が充実しているため、他の素材ツールが不要なのも魅力です。
②ノウハウの蓄積による作業の効率化
動画制作ツールの中には、未経験者でも直感的に扱える UI のツールも多いため、社内で沢山の方に動画制作のノウハウを蓄積させることができます。
特定の社員に属人化してしまうと、組織からノウハウが失われてしまうことがありますが、動画制作ツールを活用することでリスクヘッジに繋がります。
ツールによっては、動画作成のナレッジ共有や、制作物に対するフィードバック、アドバイスといったサービスを付帯しているものもあるため、担当者の能力向上にも繋がります。
③チーム環境構築による動画のクオリティ向上
動画制作ツールは、感覚的に操作できるツールが殆どのため、動画作成やクリエイティブ未経験の人でも、すぐに活用できます。
動画制作できる人が社内に増えれば、属人化のリスク削減や、外注費や発注作業にかかる工数削減といったメリットがあります。
また、外注先と意思疎通がうまくいかず、思ったような成果物ができなかったり、何度も修正依頼を出すと追加費用がかかる場合がありますが、内製化すれば素早く修正ができます。
制作側の視点を理解したメンバーが増えることで、訴求すべきポイントの共通理解ができるため、動画のクオリティ向上が期待できます。
動画制作ツールは、大きくわけて次の3パターンにわかれます。
- 営業活動向け動画に適したタイプ
- SNS広告向けの動画に適したタイプ
- 手軽な作業で作成することに適したタイプ
それぞれを比較して解説します。
①営業活動向け動画に適したタイプ
会社のプロモーションや商品説明動画、ウェビナー動画として使う手の込んだ動画を制作したい場合は、機能が豊富な動画制作ツールの使用がおすすめです。
豊富なテンプレートや素材が使用できるツールや、高いクオリティの動画が作れるツールを使用することで、デザインも洗礼された動画が制作できます。
ウェビナーなどの長尺の動画の場合は、AI による自動文字起こし、AI ナレーション機能などがある動画制作ツールを使うと、かなり作業効率が上がります。
Youtubeに投稿する動画を編集する場合も、高クオリティの動画を投稿するため、こちらのタイプが最適でしょう。
②SNS広告向けの動画に適したタイプ
SNS 向けの動画コンテンツ・動画広告をつくるなら、短尺の動画に適し、SNS 向けの機能が豊富な動画制作ツールがおすすめです。
SNS広告に適している人目をひく機能を搭載したツールや、さまざまな SNS サイズで動画出力できる動画制作ツールと相性がいいでしょう。
③手軽な作業で作成することに適したタイプ
動画制作に興味はあるものの、最初からコストをかけることに抵抗がある場合は、無料や低価格で動画が作成できる、手軽なタイプがおすすめです。
ちょっとした動画を制作するには充分な機能を備えているため、まずは手始めにこちらのタイプからはじめてみてもいいでしょう。
動画制作ツールを選ぶ際には、次の4つのポイントに考慮するといいでしょう。
- 配信・効果測定機能の有無
- 動画の用途に応じたテンプレートやフォーマット
- 作成アシスト機能の有無
- 編集機能の使いやすさ
それぞれについて解説します。
①配信・効果測定機能の有無
認知拡大やマーケティングを目的として動画を活用する場合は、配信や効果測定の機能の活用がおすすめです。
動画制作ツールの中には、独自の配信・解析プラットフォームを持つツールがあり、アクセス解析を行うことでユーザー行動を分析することができます。
YouTube の配信が中心になる場合は、アナリティクスを活用し動画制作ツールの解析ツールは不要で、動画制作に特化したツールがおすすめです。
②動画の用途に応じたテンプレートやフォーマット
業界や動画の用途によって、相性のいいテンプレートやフォーマットが異なるため、自社の業界にあったデザインが充実しているか、導入前にチェックしておきましょう。
ツールによっては、業種別でテンプレートを選べるものや、SNS 広告や投稿向け、営業活動向けなどの目的にあわせてテンプレートを選べるツールもあります。
③作成アシスト機能の有無
動画作成未経験の場合は、作成アシスト機能が充実しているツールがおすすめです。
「メディア博士」は、AI 機能や専属コンサルタントが動画作成をサポートするため、初心者でも難なく動画が制作できます。
「SoVeC Smart Video」は、動画作成後に3パターンの動画をシステムが自動提案してくれます。素材が同じでもフォーマットが変われば印象が変わるので、ご自身では思いつかなかった仕上がりになる可能性もあります。
④編集機能の使いやすさ
こだわって編集をする場合は、各動画編集ツールの編集機能の使いやすさも把握しておくべきでしょう。
例えば、海外サービスと日本語サービスでは日本語フォントの充実度が違ったり、エフェクト機能の種類の豊富さや機能制限などが動画編集ツールで異なります。
例えば「Video BRAIN」は、0.1秒単位でテロップの出し方を調整できる「タイムライン機能」を実装しています。ちょっとしたズレが気になる視聴者もいるため、細かい編集ができるのは魅力です。
それでは、具体的におすすめの動画制作ツールをご紹介します。
VideoBRAIN(株式会社オープンエイト)
Video BRAIN は、株式会社オープンエイトが提供する法人シェアNo.1の動画制作ツールです。
400社以上で導入され、動画制作未経験の方にも、事前の導入支援や動画デザイン講座、SNS・メディア講座など、手厚いサポートがついています。
AI のサポートによる動画編集が可能で、直感的な UI、1,700本以上の豊富なテンプレート、約800万点以上の無料素材などと機能が豊富でクオリティの高い成果物が実現できます。
Facebook や YouTube、LINE、TikTok など、各 SNS に合った多様なフォーマットが用意されているため、目的に合わせて動画が制作できるのも嬉しいポイントです。
リチカ(株式会社リチカ)
リチカ クラウドスタジオは、株式会社リチカが提供する400社以上で導入される法人向け動画制作ツールです。
マーケティングで成果を出す30以上の機能を搭載しており、動画自動生成ソフト広告・メディア業種で高いシェアを誇っています。
1,400以上のフォーマットが活用できる充実度や、手軽な作成フローでつくれる簡便性など、本格的なクリエイターから初心者まで愛用できるツールです。
事前の導入支援や動画デザイン講座、SNS ・メディア講座などのサポートもあるため、初心者にもおすすめできます。
VYOND(ビヨンド)
VYOND は、株式会社ウェブデモが提供する直感的なアニメーション制作ツールです。
基本操作はマウスのドラック&ドロップと直感で操作できるので、パワーポイントを操作できる方なら誰でも制作可能です。
数千のテンプレート素材を使ってアニメーション動画が作れるので、専門的な動画制作の知識は必要ありません。
ClipLine(クリップライン)
ClipLine は、ClipLine 株式会社が提供するソリューション型の動画制作ツールです。
動画によるマニュアルやノウハウの蓄積に特化しているのが特徴で、業務に関する解説や問い合わせ対応のロールプレイ、設備・機器の使い方などを社内で共有することができます。
また、社員教育やマネジメント、コミュニケーションなどに役立つ ToDo 機能など、業務効率化やスキル継承にも寄与するツールとして、ほかの動画制作ツールとは一線を画しています。
CMSTUDIO
CM STUDIO は、株式会社スプラシアが提供する動画制作ツールです。
400種類以上のフォーマットは、業種ジャンル検索の他、会社案内や資料請求、人材募集など動画のテーマに沿って探す事ができます。
編集も文字の入力と、手持ちの写真素材をドラッグ&ドロップで差し替えできるため、動画編集未経験者でも簡単に使えます。
SoVeCSmartVideo(SoVeC株式会社)
SoVeC Smart Video(ソベックスマートビデオ)は、SoVeC 株式会社が提供する AI 型クラウド動画制作ツールです。
ソニーグループの技術を活用したプロデザイナー級の動画フォーマットで、誰でもプロ級の動画が作成できるクラウドサービスです。
1,300種類以上の動画フォーマットと、最新の AI 技術の活用により幅広い表現を可能にしています。
直感的に操作できる UI や、動画作成の Tips などをまとめた Web サイト「Smart Video Lab」、ウェビナーなど、初心者も安心して使える体制が整っています。
Grabyo
Grabyo は、株式会社Jストリームが提供するクラウドベースの動画制作ツールです。
ネットワーク環境とブラウザがあればすぐにリモート編集室として映像制作や配信が行えます。
Web ブラウザ上で、動画だけでなくライブ映像のクリッピングや SNS への即時投稿が可能です。
メディア博士
メディア博士は、株式会社博士.comが提供するクラウド型の動画制作ツールです。
企画から撮影・編集、情報発信までを総合的にサポートしてくれる手厚いサービスが特徴です。
約2,400万点の無料素材うあ2,000曲を超えるBGM、モリサワ含む約200種類のフォントなど、動画作成の幅を広げる素材が用意されています。
テキストを打ち込むだけでナレーションが生成できる「AI ナレーション機能」や、動画音声からテロップを自動生成する「AI 自動テロップ機能」など、面倒な作業を自動化する機能も豊富です。
また、独自の配信プラットフォームにより、アクセス解析が可能となっています。
MIL
MIL は、MIL 株式会社が提供するインタラクティブ動画制作ツールです。
ユーザー参加型のインタラクティブ動画が作成でき、動画内でクリック・タップなどのアクションを起こすことにより、動画広告や視聴者の購買行動に繋げる動画がつくれます。
パワーポイントが作ることができれば、誰でも制作できる気軽さも魅力です。
1,100社以上の実績があり、リールの総再生数/動画毎の再生数/動画毎の閲覧時間などをまとめた「レポート機能」で動画の成果もみることができます。
Filmora ビジネスプランは、Wondershare Software 株式会社が提供する動画制作ツールです。
動画編集初心者でも直感的に操作できるシンプルなUIながらも、高品質な動画を作るためのフォーマットやエフェクトなどの機能は充実しています。
Facebook や Twitter、Instagram など各 SNS に合った画面サイズに対応しているため、各種 SNS や、広告、社内報など幅広い用途での活用が可能です。
ハイクオリティな 4K 動画の作成にも対応可能しているため、プロモーション動画の制作にも充分対応しています。
LetroStudio
LetroStudio は、アライドアーキテクツ株式会社が提供する動画制作ツールです。
1,200以上の動画テンプレート、モリサワフォント50種、動くスタンプ500種、その他にBGMや画像素材など機能が充実しています。
パワーポイントでスライド資料を作るような感覚で素材をドラッグ&ドロップするだけなので、初心者にも簡単です。
制作できる動画サイズも、正方形や9:16、4:5など多彩で、SNS から YouTube、自社サイトまで様々なプラットフォームの動画が作成できます。
今回は、動画制作ツールに関して、メリット、3つのタイプ、選ぶ際のポイント、具体的なツールについて比較しました。
マーケティングや営業活動において、動画の必要性は年々増しています。企業がYoutubeチャンネルを持つのも珍しくありません。
従来は、動画制作を専門業者に任せるのが一般的でしたが、コスト面やクオリティ面からも内製化の選択を検討すべきでしょう。
本記事でもいくつかの動画制作ツールを比較しましたが、ツールによって特徴が異なります。まずは、本記事で紹介した内容をもとに、気になるツールを詳しく見てみてください。
またツールを検討してみたけどそこまで頻度高く、動画を制作する訳ではないという方は、安価に制作してくれる動画制作会社への依頼を検討するのも良いでしょう。
無料でのお見積りを実施しておりますので、「いくらくらいで動画が作れるのか知りたい」という方は以下よりお気軽にご相談ください。
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