YouTubeを活用したプロモーションとは?企業が活用するべき理由を徹底解説
皆さんもYouTubeで動画を見るときに「この動画はプロモーションを含みます」という文字を1度は見たことがあるのではないでしょうか。
それは、その見ている動画に、商品やサービスを宣伝する意図を含んだ動画である事を示しています。
インターネットが身近なものになり、YouTubeが市民権を得たことで、YouTubeでの動画プロモーションや、インフルエンサーによるプロモーションは一般的になってきました。
その流れに乗って、
「YouTubeを使ってプロモーションをしたい!」
「商品や会社の知名度や売り上げをYouTubeを活用してアップさせたい!」
と思っても、具体的に何をしたらいいかわからない、と悩んでいるプロモーション担当の方もいるのではないでしょうか。
本記事では動画制作会社であるKEY-MOVIEが、そんなYouTubeのプロモーションの方法を、事例を交えて詳しく解説します
YouTubeを活用したプロモーションを企画・撮影・編集まで外部に委託したいという方は以下資料も参考にしてください。
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Contents
YouTubeは2005年からスタートした動画共有プラットフォームです。
スマートフォンやインターネットの普及により、爆発的にユーザー数を伸ばし、全世界で20億人以上に利用されています。
1分間に500時間以上の動画が全世界でアップロードされるといわれるほど、様々な情報が発信でき、日本のみならず全世界に対して情報を発信できる、プロモーションにうってつけな存在です。
YouTubeを利用したプロモーションを積極的に活用するべき理由は以下の5つです。
- YouTubeを活用することで幅広いユーザー層にリーチ可能
- YouTube広告からの収益が期待できる
- 資産性あるオウンドメディアとして活用できるため
- 導線を設計することでCVの獲得につなげられるため
- YouTubeの検索窓から流入を見込めるため
それぞれ1つずつ解説します。
YouTubeを活用することで幅広いユーザー層にリーチ可能
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、8,000人以上にアンケートを実施し、YouTubeは96%以上に認知され、利用率は65%を記録したことが発表されています。
他のサイトでは利用率は10%前後であり、他のサイトに比べ、利用率が非常に高いです。
また、年代や性別も幅広く、10代から60代までのユーザーにリーチでき、効率が良いといえます。
YouTube広告からの収益が期待できる
テレビでプロモーション動画を流すと費用がかかります。
ですが、YouTubeでプロモーション動画を作った際は、YouTube広告からの収益が得られる可能性があります。
その理由は、一定の基準を満たすと、視聴回数に応じてグーグルアドセンスによる収入が獲得できる仕組みがあるためです。
その収入で制作費用を捻出できるため、次のプロモーション動画制作がしやすくなります。
資産性あるオウンドメディアとして活用できるため
YouTube登録者や、アップロードした動画は資産です。
登録者は会社やサービスに対して興味を持ってくれている人数であり、アップロードした動画は継続的に宣伝してくれる広告塔で、再生されれば収益を稼いでくれます。
継続的に収益が見込めるオウンドメディア(自社が運営するメディア)として、資産性が高いといえるでしょう。
導線を設計することでCVの獲得につなげられるため
動画の概要欄やコメント欄を活用して動線の設計が可能です。
LPやLINE公式アカウントなどに誘導し、ユーザーからのアクセスや、問い合わせ数を増やすことができます。
問い合わせ数を増加させることがCV(コンバージョン)の獲得に直結します。
動画で注目を集めて、より効果の出やすい導線を探りつつ、CVの獲得につなげましょう。
YouTubeの検索窓から流入を見込めるため
YouTubeで関連するキーワードを検索した際、検索結果に自社のコンテンツが表示されます。
そのため、キーワードにあったプロモーション動画を制作することで、検索から流入する可能性があります。
基本的にプロモーションは、自発的に見るものではありません。
テレビCMがいい例ですが、本来見ようと思った番組とは違う映像が流れても、そもそもが乗り気ではないので、あまり興味は惹かれません。
人によっては、嫌悪感を抱く可能性も…。
ですが、検索したときに気になった動画をクリック(タップ)して見てもらった場合、嫌悪感なく見てもらいやすいです。
YouTubeでプロモーション動画を出すメリットについて、紹介しました。
紹介したように、YouTubeを活用してプロモーションをするメリットは非常に大きいです。
次に、YouTubeを活用したプロモーション方法を紹介します。
YouTubeコンテンツ自体でのプロモーションを行う
YouTuberや、企業のYouTubeアカウントと同じように、エンターテインメント系の動画をアップロードすることで、企業の知名度の向上を狙うものです。
プロモーションを無理に行うというわけではなく、企業として面白い動画を作成してユーザーをファン化するのも、プロモーション戦略の1つです。
YouTubeコンテンツ内CMでプロモーションを行う
動画自体は再生数を獲得するために、潜在層向けのコンテンツを作成し、コンテンツ内で15秒程度のCMを挿入し、プロモーションを行う手法です。
テレビ番組とその間のコマーシャルを両方作るようなイメージです。
著名人・インフルエンサーを起用してプロモーションを行う
現在のYouTubeプロモーションで主流なのは、著名人やインフルエンサーに、YouTubeチャンネルで宣伝してもらう手法です。
認知度アップで即効性があり、売り上げアップに直結しやすいです。
また、想定していたターゲット以外の層にもプロモーションを見てもらいやすく、顧客の幅を広げられる可能性もあります。
反面、インフルエンサーに依頼する分、コストは非常に高く継続性はありません。
検索行動から逆算してコンテンツを作成する
自社のサービスに関心がある層を考え、そのユーザーが検索する可能性が高いKW等を逆算し、検索結果に表示されるようにコンテンツを作成する手法です。
例えば自動車メーカーであれば、車の整備に関する紹介や、新車の紹介など、ユーザーの関心を集められそうなコンテンツを中心に作成し、会社の認知度をアップを狙います。
YouTubeのプロモーション方法を紹介しました。
ひとえにプロモーションといっても、様々な方法があります。自分のサービスと相性がいいプロモーション方法を模索しましょう。
次に、YouTubeプロモーションを行う際の注意点を紹介します。
制作費用と時間がかかる
最大の注意点は、コンテンツを作るための制作費用と時間がかかるということです。
潤沢な資金の用意ができるのであれば、制作費用の不安は無くなりますが、結果が出るまで時間がかかるため、「これだけあれば大丈夫」という金額はありません。
YouTubeから一定以上のCVを達成できるようになるまでは、およそ1年ほどの継続が必要だからです。
YouTubeをやるメリットは非常に大きいですが、その分新規参入者が非常に多いため、埋もれてしまう可能性が高く、長期的に動画を投稿して登録者や再生数を増やさなくてはなりません。
1年と書きましたが、結果が出ない場合は更に長い年月がかかるため、結果を急ぎすぎず長い目で計画を組む必要があります。
社内のリソースが必要になる
動画を作るにあたって、YouTubeで配信する企画や、撮影、編集、各種KPIの管理、動画に編集ミスが無いか確認するなど、動画の制作には想像以上に、工数が発生してしまいます。
社内のリソースを割くことになり、人員に余裕がない場合は、本業に支障が出かねません。
「プロモーションについては何となく理解できたけど、具体的にどんなものを作ればいいかわからない」
そんな時は、実際に企業としてYouTubeを活用し、プロモーションをしている事例を見るとよいでしょう。
次に、企業のYouTubeプロモーションの事例を紹介します。
企業によって多種多様なプロモーション手法を取っているため、自分の会社で参考にできそうな事例を、見つけてみてください。
YouTubeプロモーション事例:株式会社バーグハンバーグバーグ(オモコロ)
株式会社バーグハンバーグバーグが運営している「オモコロ」というWebメディアのYouTubeチャンネルです。
プロモーションでありながら、動画コンテンツとの関連性は低く、面白いバラエティー系の動画を作って注目を集め、合間にWebメディアの記事を紹介したり、最後に自社のイベントやグッズ販売の宣伝をするという流れです。
自社メディアのファンを作ることで、安定して多い再生数と広いユーザー層からの視聴されるようにし、他社からのプロモーション依頼の受注にも繋げています。
YouTubeプロモーション事例:大京警備保障株式会社
大京警備保障株式会社は、まれに社員募集をするものの、基本的にはバラエティー特化の動画であり、事業内容とは全く関係ない動画を多数投稿しています。
社長などの社内でも役職が高い人物が積極的に出演することで、親近感を与えつつ、会社の知名度の向上に貢献し、本業での依頼を増やしている例です。
YouTubeプロモーション事例:サントリーホールディングス株式会社
人気飲料メーカーのサントリーです。
人気俳優「佐藤健」を起用したCMをYouTubeに投稿し、再生数は驚異の2,000万再生を超えています。
プロモーション動画自体で注目を集められるような作りとなっており、商品の知名度の向上に貢献しています。
YouTubeプロモーション事例:株式会社クリア(メンズクリア)
メンズ脱毛で知られる「メンズクリア」のプロモーションは、YouTube広告の他に、人気インフルエンサーに紹介してもらう手法を取っています。
人気お笑い芸人で、登録者数は200万人以上の江頭2:50さんや、元雨上がり決死隊の宮迫博之さんなどといった、有名芸能人に紹介してもらうことで、認知度の大幅アップやCV数を増やしています。
YouTubeプロモーション事例:株式会社 中西(片付けトントン)
清掃業務をしている「片付けトントン」では、実際に片付けている仕事の様子を流す、「YouTubeの需要のあるコンテンツ」と「業務」を組み合わせた動画を制作しています。
実際に「どんなふうに綺麗にするのか」という過程を見ることができるため、ユーザーが「この会社に片付けを頼みたい」と思ってもらいやすく、視聴者がそのまま依頼する導線となっています。
YouTubeでのプロモーション活動は、主に以下の手順で進行します。
競合のYouTubeプロモーション手法を分析する
まず、競合他社のYouTubeのプロモーション手法を分析し、どのような導線を作り、どのような方法でプロモーションを行っているかを考えてみましょう。
そこで、プロモーションとして優れていると感じたものを採用し、欠点と感じた部分を改善できるような方法を考えましょう。
YouTubeコンテンツの企画を行う
次に、どんな動画コンテンツを配信するか企画します。
「今、流行している動画はどんなものか」「再生されやすい、注目を集めやすい動画の企画はどんなものか」を考えて企画を練りましょう。
例えば、動画編集代行会社なら、「動画編集のコツ」「動画編集におすすめなツール」「素材を探すおすすめなサイト」などと言った、その分野のお役立ち情報を配信するケースが多いです。
YouTube動画の撮影・編集・サムネイル作成
撮影する動画が決まったら、次にYouTube動画の撮影と編集をし、サムネイルの作成をします。
編集も「見やすさ重視」「スタイリッシュなイメージ重視」など動画の方向性によって大きく変わりますし、サムネイル1つでクリックしてもらえるかどうかも大きく変わります。
工程の中で1番重要な部分であり、1番時間がかかる工程でもあります。
タイトル・概要欄・タグ等を設計し、コンテンツをアップロードする
タイトルはサムネイルと同じで、「この動画はどんな内容なんだろう」とクリックをするきっかけとなる重要な部分です。
ユーザーの興味をひけるようなタイトルを設定しましょう。
また、概要欄にLPやLINE公式アカウント、ホームページなどへの導線を作ったり、タグやハッシュタグを設定して、検索でヒットしやすくなるような施策をして、コンテンツをアップロードしましょう。
YouTubeプロモーションの効果を検証する
動画を投稿して一定期間立ったら、プロモーションの効果を検証しましょう。
具体的には、
- 再生数
- コメント
- 高評価(低評価)
などといった動画に対しての評価を見て、どんな話題が注目されているかを分析し、効果検証(複数のパターンを作成し、反応が良いものを探る検証方法)を実施しましょう。
また、動画の反応に対してのCVした件数を見たり、導線として作成したLPへの
- 遷移率
- 離脱率
- CVR(コンバージョン率)
- フォーム誘導率
など、反応はどれくらいか、どこで離脱されているかをあわせて分析しましょう。
YouTubeのプロモーションについて紹介しました。
会社やサービスを宣伝するには、様々なアプローチがあります。
「このサービスはどんなアプローチをすればいいのか」を常に考え、プロモーションの効果を最大限出せるようにPDCAサイクルを回しましょう。
ですが、会社の本業をしながら、YouTubeプロモーションに力を入れるには、リソース不足の問題や、ナレッジ(知識・知見)が不足しているという問題があります。
通常業務の他に、慣れない動画制作を追加して行うのは難しいのが正直なところではないでしょうか。
そんな方には、動画制作会社へ依頼してしまうことがおすすめです。
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