施設紹介動画を制作するメリットとは?制作時のポイントや事例を解説
施設紹介動画を活用して、採用や入学の実績数を伸ばしたという事例が増えていますね。
そんな中、「施設紹介動画って実際効果あるの?」「施設紹介動画を制作したいけどいくら掛かるの?」といった疑問を抱く方も増えているかと思います。
本記事では、数多くの施設紹介動画を制作してきた動画制作会社(KEY-MOVIE)が施設紹介動画を制作するメリットや事例、制作する際のポイントを徹底解説いたします。
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Contents
施設紹介動画とはその名の通り、学校、オフィス等の施設の紹介を目的として制作する動画です。
施設紹介動画を制作する場合、学校等の雰囲気を知ってもらいたいけど、遠方にいるため中々機会が無いといった方に向けて制作される場合が多いです。
イベント開催等のハードルが上がる中、動画等を活用した広報活動に励む企業が増加しています。
学校紹介動画に関しては施設の紹介に限らず下記記事でも紹介しています。
施設紹介動画を活用することでどの様なメリットを得ることが出来るのでしょうか。ここでは大きく4つのメリットを紹介したいと思います。
現場の雰囲気を動画で伝えることが可能
現場の雰囲気というのは、足を運んで情報収取する必要がありましたが、撮影技術の進歩により、動画でも体感することができるようになりました。
カメラワークやマイクでの音声情報収集を工夫することで、実際に現場にいるかのような臨場感を表現することができるようになりました。
また、動画であれば、実際に足を運ぶことが困難な人々でも情報を収集できるため、遠方の人々にも、検討の機会を提供することができます。
また、動画があれば、学校紹介ツアーのような人的リソースを割かなければならないイベントの回数を減らすこともできるため、費用を削減に繋がります。
撮影・編集に拘ることでブランディングが可能
最近ではドローン等の特殊機器を活用して、空撮等を行うことで、かっこいい演出ができるようになりました。
実際の現場を撮影するだけでは物足りないという場合は、撮影・編集に拘ることで、ブランディングに繋がる動画を制作することも可能です。
施設をストーリー形式で伝えることができる
施設を単純に撮影するだけでなく、撮影した素材に説明を加えたり、ストーリー性を持たせることで、より多くの情報を伝えることができます。
また、単調な動画よりも、ストーリー調の方が、ユーザーが飽きにくく、視聴維持率が高まる傾向にあります。
施設紹介用動画を作成した場合どのような場面で活用することができるのでしょうか。
動画を活用することが可能な場所について解説します。
ウェブサイト(自社ホームページ)
自社ホームページ等は、貴社に対して興味を持ったユーザーが訪れる可能性が高いでしょう。学校であれば、入学の検討等を行うユーザーが学校の雰囲気等の情報を収集するために動画を視聴することが想定されます。
また、採用活動のための特設ページを作成し、その中で動画を掲載する等も有効でしょう。
各種SNS
Twitter・FB・YouTube等の自社アカウントでも必ず掲載するようにしましょう。フォロワーがいれば、一定程度温度感の高いユーザーに視聴してもらうことができますし、YouTubeであれば検索からの流入も見込めます。
検索結果で上位表示させるためにはタイトル・概要の設計が大切なので、入稿する際は注意しましょう。
【関連記事】YouTube動画を検索結果上位に表示させる方法【最新版】
ネット広告
動画広告としてそのまま活用することも可能です。例えば、施設が不動産物件(タワーマンション)等であれば、施設自体も非常に動画映えしますし、そのまま広告として活用することも有効でしょう。
ただ、動画広告はターゲティングの精度が悪く、コンバージョン獲得にはあまり向いてないことは認識しておく必要があるでしょう。
イベント・展示会
会社説明会や、学校説明会等のイベントで動画を活用します。多くの場合、資料をスクリーン等の投影しながら説明すると思います。
その際に、動画を見てもらうと良いでしょう。
では、実際に制作する場合、どのような点を抑えておけば、効果の高い施設紹介動画を制作することができるのでしょうか。
ここでは、制作を行う際に抑えておきたいポイントを解説いたします。
ペルソナの設計をする
動画を視聴するユーザーの属性をしっかりと設計しましょう。動画に含める内容は、見せたい内容から含めるのではなく、ペルソナで設計したユーザーが気になる情報を含めるようにしましょう。
動画を制作する際は、色々な情報を盛り込みたくなるものです。その結果、誰に向けて作成した動画なのか分かりづらくなり、折角作成しても動画の途中で視聴するのを止められてしまいます。
過去素材を活用する
過去に撮影した動画や、チラシ・パンフレット等で作成した素材が、施設紹介動画を作成する際に活かせる可能性がございます。
素材は多ければ多いほど、表現の可能性が広がりますし、制作費用の削減に繋がることもあります。
使用できる素材が無いか必ず確認するようにしましょう。
演出方法を検討する
施設紹介を動画でどのように表現するのかは非常に重要です。現場のリアルさを伝えるために、「可能な限り編集に手を加えない」といった演出方法を採用したり、クールなイメージを持って貰うため、「様々な編集を加える」といった演出方法を採用したり、視聴者に抱いてほしいイメージから逆算して演出方法を検討するようにしましょう。
施設の特徴・強みを動画で表現する
差別化できる要素があるのであれば、動画内に要素として含めることができないか検討しましょう。
例えば、「景色の良い食堂がある」・「くつろげるカフェスペースがある」等です。
参考となる施設紹介動画を準備する
イメージに近い参考動画のリサーチを行いましょう。撮影できる回数は限られています。必要な素材が撮影できておらず、再撮影が必要になるようなことがあれば、費用が膨らんでしまいます。
事前に参考動画のリサーチを行い、どのような画角で撮影するべきなのかを整理しておきましょう。
よく参考動画のイメージが無いという方がいますが、イメージが無いものはほぼ形にできません。様々な動画をリサーチで視聴すれば、イメージに近い動画が見つかります。根気が必要な作業ですが、良い施設紹介動画を作成するために頑張りましょう。
「施設紹介動画って撮影も必要だし、高そう!」と思われている方も多いかと思います。
実際の制作にかかる費用は20万円〜50万円程度です。
費用に影響するのは、施設の紹介時にアナウンサー等を活用する場合や、動画に対して様々な編集を加える場合等です。
演出や表現の方法によって制作の費用は大きく変動します。
気になる方は、動画制作会社に見積を依頼するのが良いでしょう。
ちょっと予算的に制作が厳しそうという方に、制作費用を抑える方法をお伝えします。
それは可能な限り、動画制作に必要な工程を自社で請け負うことです。
特に、企画・構成の部分は、自社でも制作可能な可能性が高い工程で、費用も高い部分です。
ただ、動画制作の経験が無い皆無な方が担当してしまうと、イメージと異なる動画ができてしまったり、修正回数が増え、制作費用が膨らむ危険性がございます。
動画の制作難易度等を踏まえ、自社で対応できるか、制作会社等に相談の上、進行するように注意しましょう。
施設紹介動画を作成する上で注意したいことは、撮影時に発生するイレギュラーやリスクを可能な限り想定しておくことです。
例えば綺麗な庭を紹介する際に、雨だと魅力を伝えることは難しいですよね。また、場所によっては人が賑わっていた方が良い場合もございます。
全く人気が無い、日曜日等に撮影すると、取り直しになるケースもございます。
撮影は費用も高いため、可能な限り最小の回数で済むように事前のリスク想定はしっかりとしておきましょう。
実際の施設紹介動画の事例をいくつかご紹介させていただきます。施設毎にイメージがことなると思いますので、ここでは施設毎に分けて事例を紹介いたします。
学校紹介動画:錦城学園高等学校
東京都内にある、ある全日制の男女共学の高等学校で活用されている、学校紹介動画です。部活動に励む学生を含めることで単なる校舎紹介をするだけでなく、実際の学生のイメージを持ちやすい構成になっています。
また、アニメーションを用いることで、メリハリを付け、視聴者を飽きさせず、今風のイメージ演出することに成功しています。
オフィス紹介動画:株式会社トリドールホールディングス
本格讃岐釜揚げうどん「丸亀製麺」をはじめ、様々な飲食店を運営する株式会社トリドールホールディングスのオフィス紹介動画です。
渋谷の一等地で、非常に景色の良い箇所にオフィスがあり、それだけで差別化ができているので、実際に「こんな場所で働きたい」と思われる方も多いのではないでしょうか。
また、オフィス内で実際に働く人物が登場することで、動画にストーリー性を出すことに成功しています。
宿泊施設(ホテル)紹介動画:ザ・キャピトルホテル東急
東京・永田町にあるザ・キャピトルホテル東急(The Capitol Hotel Tokyu)の宿泊施設紹介動画です。被写体が綺麗なため、テロップ・アニメーション等使用せずに素材そのもののお良さを引き出しています。
また、観光地の風景をインサートしたり、カット数を多くすることで、ユーザーを飽きさせないための工夫がされています。
不動産物件紹介動画:ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵
千鳥ヶ淵にある、高級マンション「ザ・パークハウスグラン」の施設紹介動画事例です。こちらはルームツアーという形で、外観から、実際の部屋の様子までしっかりと紹介されています。
この動画を視聴すれば、このマンションについて深く理解することができますね。賃料等も表示されており、そのまま視聴者に検討してもらえる構成になっています。
施設紹介動画を上手く活用すれば、ビジネスの拡大に繋がります。効果の出る施設紹介動画を制作するために、実績や経験が豊富な動画制作会社に依頼するのも良いでしょう。
施設の大きさ等によって制作の費用は異なりますので、「実際に制作するとしたらいくらくらいかかるのか」といった情報収集の一貫として動画制作会社に見積だけでも依頼することをおすすめします。
動画制作会社であるKEYMOVIEでは無料にて相談を受けております。
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