ホームページに動画を載せるメリットは?掲載方法から活用のポイントまで
Webからの集客に大活躍してくれるホームページ(Webサイト)。
ホームページに掲載しているコンテンツを充実させることは企業にとって必要不可欠なマーケティング施策の一つだと言えますが、そんな中で近年取り組む企業が増えてきているのが、ホームページへの動画の掲載です。
今回は、幅広いジャンルの動画制作をおこなってきたkey MOVIEが、そんなホームページへの動画の掲載についてわかりやすく解説します。
ホームページに動画を掲載することで期待できるようになるメリットや動画を制作して掲載するときのポイントを、実際に自社のホームページに動画を掲載して活用している企業の事例を交えながら紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
ホームページに動画を掲載するメリット
企業が動画を制作し、ホームページに掲載することで期待できるようになる主なメリットとしては、以下の3つがあげられます。
- ユーザーの興味関心をひきやすい
- 短時間でより多くの情報を届けられる
- 製品やサービスのイメージを伝えやすい
これらのメリットに魅力を感じるのであれば、ぜひ動画を制作してホームページに掲載するべきです。
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
ユーザーの興味関心をひきやすい
動画は、映像でアプローチできるという性質上、ユーザーの興味や関心を引きやすいという強みがあります。
実際、なんとなくWebページを見進めているときに、動画が目に止まり、
「再生してしまった」
「思わず最後まで見入ってしまった」
という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
動画はテキストや画像よりもインパクトがあり、ユーザーを引きつける魅力があるので、ユーザーの興味関心をひくための手段として非常に効果的です。
短時間でより多くの情報を届けられる
動画には、短時間でより多くの情報を届けられるという強みもあります。
1分の動画の情報量をWebページで換算すると、3,600ページ相当になると言われているほどです。
ユーザーに情報をしっかりと届けるにはコンテンツを最後まで見てもらう必要がありますが、情報をテキストで伝えようとするとどうしても文章が長くなってしまうので、途中でユーザーが離脱してしまいがちです。
一方、動画は表現方法が豊かな分、数十秒という短い時間でも多くの情報を届けることができるので、離脱されづらく、しっかりアプローチできるというメリットがあります。
製品やサービスのイメージを伝えやすい
イメージが伝わりやすい点も、動画ならではの強みの一つです。
動画では、
- 映像
- 音声
- 画像
- イラスト
- アニメーション
- テキスト
など、さまざまな表現方法で情報を伝えることができるので、テキストや画像で説明するよりも何倍もイメージが伝わりやすくなります。
製品やサービスのイメージがしっかりと伝わるようになると、その製品やサービスが自分にとって必要なものであるかどうかが明確になり、製品の購入やサービスの利用につながりやすくなるので、この点も動画ならではのメリットだと言えるでしょう。
ホームページに動画を取り入れている企業の事例
ホームページに動画を取り入れることを検討しているのであれば、他社の事例をチェックして参考にするのが一番です。
ここでは、特に参考になりそうな事例を3つほどピックアップして紹介していきます。
1. SONY
https://www.sony.jp/ichigan/a-universe/special_ILCE-6700/
こちらは、SONYの商品紹介ページの事例です。
SONYの商品紹介ページには、その商品に関連する動画が複数掲載されており、今回の事例のページでは商品をレビューしている動画がいくつか掲載されています。
実際にレビュー動画に目を通してもらえるとわかりますが、どの動画も思わず製品を欲しくなってしまう、ユーザーの背中を押すような内容の動画になっています。
製品のレビューはその製品を購入する上で気になるポイントになるので、非常に効果的な動画の活用の仕方だと言えるでしょう。
2. Olive
https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/index.html
こちらは、三井住友銀行が展開する新サービス「Olive」のサービスページです。
シンプルで見やすいコンテンツが印象的なページですが、ページの後半には複数の動画が埋め込まれています。
特に参考になるのが「詳しく知る」という見出しで掲載されている動画で、Oliveのサービス内容が動画でわかりやすく紹介されています。
こちらのサービスはこれまでにないタイプの新しいサービスで、テキストや画像での説明だけではユーザーにサービスの概要がきちんと伝わらない可能性がありますが、その点をサービス紹介動画でしっかりとカバーしている、非常に参考になる事例の一つです。
3. 東京有明医療大学
https://www.tau.ac.jp/opencampus/
こちらは、東京有明医療大学のホームページです。
東京有明医療大学のホームページでは、トップページの背景に動画が取り入れられています。
これはファーストビュー動画と呼ばれる動画で、ホームページにアクセスした直後のファーストビューでユーザーの興味を引き、コンテンツを見進めてもらうための動画です。
東京有明医療大学のファーストビュー動画は、在学生の大学生活にフォーカスしており、大学に興味を持ってもらったり、「この大学に行きたい」と思ってもらえるような動画になっています。
ホームページへの動画の取り入れ方
ホームページに動画を取り入れる場合、どの方法で取り入れるか決めなくてはいけません。
ホームページへの動画の取り入れ方には、「ファーストビュー動画として取り入れる方法」と「コンテンツの途中で取り入れる方法」という2種類の方法があります。
それぞれ取り入れ方について詳しく解説していきます。
ファーストビュー動画として取り入れる
ホームページへの動画の取り入れ方の一つ目が、ファーストビュー動画として取り入れる方法です。
先ほど紹介した事例のうち、3つ目の事例がファーストビュー動画を取り入れたホームページの事例になります。
実際に該当のホームページにアクセスしてもらえるとわかりますが、ファーストビュー動画は非常にインパクトのある動画です。
ホームページが表示されると同時に動画が表示され、再生されるので、ユーザーの興味関心を引くための施策としては非常に効果的だと言えます。
ファーストビュー動画は、動画が自動再生されるように設定するのが一般的なので、実際に取り入れる際は自動で再生されるように設定しておきましょう。
ファーストビュー動画については、以下の記事でより詳しく解説しています。
>>ファーストビュー動画とは?取り入れるメリットや活用のポイントをわかりやすく解説
コンテンツの途中で取り入れる
ホームページへの動画の取り入れ方の2つ目が、コンテンツの途中に取り入れる方法です。
先ほど紹介した事例のうち、1つ目の事例と2つ目の事例がこの方法で動画を取り入れている事例に該当します。
ファーストビュー動画はインパクトがありますが、すべてのページに取り入れてしまうとくどく感じられてしまうので、トップページにのみ用いるのが一般的です。
一方、コンテンツの途中で動画を取り入れる方法の場合は、ファーストビュー動画のようにくどく感じられることはありませんし、コンテンツを補完するためのものとして効果を発揮してくれます。
そのため、商品紹介ページやサービス紹介ページなど、トップページ以外に動画を取り入れたい場合はこの方法が最適だと言えます。
ホームページへの動画の埋め込み方
ホームページへの動画の取り入れ方が決まったら、具体的な実装方法についても決めておかなくてはいけません。
ホームページに動画を実装する代表的な方法としては、「HTMLコードで記述して埋め込む方法」と「YouTubeにアップした動画を埋め込む方法」があります。
それぞれの方法について詳しく解説していきます。
HTMLコードを記述して埋め込む
ホームページ(Webサイト)に動画を埋め込む方法の一つ目が、HTMLコードで記述して埋め込む方法です。
ホームページはHTMLやCSSなどのマークアップ言語で構築されているため、そのマークアップ言語で動画を埋め込むためのコードを記述することでホームページに動画を掲載できるようになります。
HTMLで埋め込む場合は、「videoタグ」と呼ばれる専用のタグを任意の場所に記述していきます。
この実装方法は、ファーストビュー動画を導入したいときによく用いられる方法です。
YouTubeにアップした動画を埋め込む
HTMLを記述して動画を埋め込む方法よりも簡単なのが、YouTubeにアップした動画を埋め込む方法です。
YouTubeには、アップした動画の埋め込みをサポートしてくれる機能が備わっており、YouTube側が提示してくれるコードをホームページ(Webサイト)のソースに記述するだけで動画が表示されるようになります。
この方法は、WordPressなどのCMSでホームページを制作しているようなケースで重宝する方法です。
また、動画配信プラットフォームの一つであるVimeoにアップした動画でも同じようなことができます。
ホームページに動画を掲載するときのポイント
ホームページに動画を掲載するとさまざまなメリットが期待できるようになると紹介してきましたが、ただ動画を埋め込めばいいわけではありません。
動画を埋め込むことによる効果を最大化したいのであれば、効果を最大化するためのポイントについても押さえておかなくてはいけません。
ホームページに動画を掲載するときに意識するべき主なポイントとしては、以下の3点があげられます。
- どの端末でも快適に視聴できるようサイズを調整する
- スムーズに再生されるよう動画の容量も意識する
- ホームページに動画を掲載する目的を明確にしておく
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
どの端末でも快適に視聴できるようサイズを調整する
ホームページに動画を埋め込む場合、どの端末でも快適に視聴できるようにするためのサイズの調整が欠かせません。
ただ、この場合のサイズ調整は、それぞれの動画のサイズを一つ一つ調整するのではなく、ホームページをレスポンシブに対応させることでサイズを調整していくことになります。
ホームページがレスポンシブデザインになっていないのであれば、早急に対応するようにしましょう。
レスポンシブデザインになっている場合は動画を埋め込むだけで自動的にサイズ調整されるようになりますが、表示崩れなどが発生する場合があるので、動画を埋め込んだページをさまざまな端末で実際に表示しながら確認するようにしてください。
スムーズに再生されるよう動画の容量も意識する
YouTubeやVimeoにアップした動画を埋め込む場合は特に意識する必要はありませんが、HTMLでホームページに動画を直接埋め込む方法で対応するのであれば、動画の容量も意識しなくてはいけません。
YouTubeやVimeoなどの動画配信サービスは動画のデータをダウンロードしながら再生する仕様になっているので、容量の大きな動画でもスムーズに再生されるようになっています。
一方、HTMLで直接埋め込む場合はそのような方法で再生されるわけではないので、なるべく動画の容量を少なくして、データのダウンロードにかかる時間を短くする必要があります。
どうしても動画が長くなり、大容量になってしまう場合は、YouTubeやVimeoにアップした動画を埋め込む方法での実装を検討してみてください。
ホームページに動画を掲載する目的を明確にしておく
ホームページに動画を掲載するのであれば、その目的も明確にしておかなくてはいけません。
目的が明確になっていないと誰に届けたいのかよくわからない動画になってしまいますし、せっかく作った動画をうまく活用できない可能性もあります。
そうならないためにも、
- ユーザーの興味関心をひいて離脱を防ぐ
- 製品やサービスに興味を持ってもらう
- 問い合わせにつなげる
など、目的を明確にし、その目的を達成できる動画を制作して、適切な方法で活用するようにしましょう。
例えば、商品紹介動画の場合にホームページ上での役割は下記になります。
また、商品紹介動画の場合は、ページ上のテキストや画像情報との役割分担も重要です。
まとめ
ホームページへの動画の掲載は、さまざまなメリットをもたらしてくれる費用対効果の高いマーケティング施策の一つです。
動画を掲載することで、より製品やサービスに興味を持ってもらいやすくなるので、活用しない手はありません。
ただ、しっかりと成果をあげるには、クオリティの高い動画を制作し、掲載することが必要不可欠です。
弊社では、ホームページに掲載したときにしっかりと成果の出るクオリティの高い動画を制作しています。
製品の購入やサービスへの加入、各種問い合わせにつながるような動画を制作させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。