面白い魅力的な学校紹介動画の作り方・構成や企画のポイント【高校・大学・専門学校編】
少子化の時代に全国から生徒を集めるには、学生が面白い・かっこいいと感じ興味を持ってくれる学校紹介動画(学校案内動画)は強力な武器となります。
学校紹介動画の構成やネタは学校生活や部活動など多岐に渡りますが、ある程度決まってしまうので、他の学校紹介動画と被り再生回数が伸びないことも珍しくありません。
この記事では、高校・大学・専門学校を対象に面白く魅力的な学校紹介動画を作るコツを解説します。学校動画の事例として30秒や1分動画も紹介するので、短い時間で魅力的な学校紹介動画を作りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
入学希望者を増やす魅力的な学校紹介動画を作りたい人は、学校紹介動画の企画・構成から動画制作までの実績があり、YouTubeマーケティングにも知見のあるkey MOVIEへご相談ください。
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Contents
学校紹介動画・学校案内動画を作るメリット
学校紹介動画のメリットは以下の4点です。
- 学校の雰囲気を伝えやすい
- 多くの情報をわかりやすく伝えられる
- ブランディングにつながる
- 多くの生徒・保護者に見てもらえる
それぞれについて詳しく解説します。
学校の雰囲気を伝えやすい
パンフレットやポスターなどの紙媒体では、偏差値やカリキュラムなどの情報は伝えられますが、学校の雰囲気は十分に伝えられません。
一方で動画は、文字や写真では伝えきれないリアルな雰囲気を伝えやすく、学生に入学後をイメージしてもらいやすいというメリットがあります。
数十秒や1分といった短い動画でも、学校生活や部活動の様子をうまく見せられれば、学校の雰囲気をポジティブに伝えられます。
多くの情報をわかりやすく伝えられる
動画は文字や写真に比べ、多くの情報を短時間でわかりやすく伝えることができます。
具体的には、1分の動画は単語180万語、一般的なWebページ3,600ページ分の情報量に相当するといわれています。
学校紹介においても、学校の特色や雰囲気、施設の紹介、卒業後の進路など、多岐にわたる情報をコンパクトに伝えられます。
グラフやイラストなどを追加すれば、さらにわかりやすくなるでしょう。
ブランディングにつながる
魅力的な動画を制作できれば、学校のブランディングにつながります。
その理由は、「楽しい学生生活が過ごせそう!」「将来の夢を叶えられそう!」など、学生にポジティブなイメージを抱いてもらいやすくなるからです。
加えて、現代の学生の多くはSNSを活用して情報収集をしています。
そのため、SNSで動画が拡散されれば、より大きなブランディング効果が得られます。
学生の共感を得られるような、魅力的な動画を制作できるかがポイントです。
多くの生徒・保護者に見てもらえる
動画は時間や場所を問わず見ることができるため、学校紹介動画をホームページやYouTubeに掲載しておけば、多くの学生や保護者に見てもらえます。
学生や保護者にとっても、自宅で簡単に学校の情報を集められるのは、大きなメリットです。
また、高校や大学の場合、遠方に住んでいる学生や保護者にも情報を届けられるのは、少子化が進む現代において大きな強みといえます。
学校側としても、優秀な学生を見つけられるチャンスが広がるといえるでしょう。
学校紹介動画を作るのにおすすめの内容・ネタ
学校紹介動画で紹介されることが多い内容は以下の5点です。
- 学校生活の様子
- 部活動の様子
- 教員へのインタビュー
- 構内の施設・設備の紹介
- 卒業後の進路
それぞれについて詳しく解説します。
学校生活の様子
まずは学校生活の様子です。
授業や休み時間、放課後の様子などを紹介することで、入学後をイメージしやすくなります。
登校から下校までの様子を順番に紹介したり、学生の声を聞いてみたりすると、よりリアルな様子を伝えられるでしょう。
また、学園祭や修学旅行といった学校行事も交えて多角的に紹介すると、より興味を持ってもらいやすくなります。
学生たちの明るい雰囲気を伝え、「楽しそう」と思ってもらえる動画が理想です。
部活動の様子
学校を決める際に、部活動を重視する学生も多くいます。
そのため、部活動の様子を動画で伝えることもおすすめです。
普段の活動の様子や部員・顧問の紹介、学校ならではの特徴などを紹介しましょう。
部員たちの熱量をうまく表現できれば、志望する学生の共感を得られるはずです。
また、実績を紹介することで、他校との差別化を図ることもできます。
教員へのインタビュー
大学や専門学校の場合は特に「どのような先生がどのような内容を教えてくれるか」は、重要なトピックです。
大学や専門であれば授業でこだわるポイントや、先生の経歴を重視した内容にするといいでしょう。
高校や中学であれば、堅苦しい内容よりも普段の様子や生徒との関わり方を動画にして、親しみのある印象をアピールすることが重要です。
どちらにしても教員へのインタビューは短くまとめるようにしましょう。
校内の施設・設備の紹介
校内の施設・設備を紹介することで、保護者の興味を集めやすくなります。
学生よりも保護者の方が、教育環境を重視する傾向があるからです。
教室や図書館、大学であれば研究施設などを紹介することで、前向きな検討につながるでしょう。
グラウンドやトレーニング施設など、部活動に関する施設の紹介もおすすめです。
また、学校独自の施設や伝統的な施設を紹介すると、他校との差別化が図れるうえに、ブランディングにもつながります。
学生にとっても、学校生活のイメージがより明確になるというメリットがあります。
卒業後の進路・就職先のデータ
卒業生の進路・就職先のデータを紹介することで、学校の質をアピールできます。
進学・就職の実績が多ければ、学生や保護者にとってプラスのイメージにつながります。
将来の見通しもわかるため、安心感も芽生えるでしょう。
なお、学校の魅力が伝わるように、知名度の高い進学先・就職先を紹介するのがポイントです。
具体的な数値や図表を使ってわかりやすく伝える工夫も忘れないでください。
学校紹介動画の事例【高校・大学・専門学校】
それではここで、学校紹介動画の事例を3つ紹介します。
取り上げるのは、高校・大学・専門学校の学校紹介動画です。
【高校】おおぞら高校【30秒動画】
高校の事例として紹介するのは、再生回数が180万回を超える「あおぞら高校」の30秒学校紹介動画です。
生徒が学校のCMを作るプロジェクトとして作成されたこの動画は、学校の日常生活をベースに生徒がナレーションを付けた内容となっており、高校生活の青春を感じることができます。
たった30秒の中で、学校のテーマである「つながる場所、つなげる場所。なりたい大人になるために®」が、違和感なく最も魅力的な形でアピールできている動画と言えるでしょう。
【大学】園田学園女子大学【1分動画】
大学の事例として紹介するのは、園田学園女子大学の動画です。
1分程度の短い動画ですが、テンポよくまとまっており、洗礼された印象を受ける動画です。
テンポやBGM、表現方法が参考になるでしょう。
【専門学校】KCS福岡情報専門学校【5分以上】
専門学校の事例として紹介するのは、KCS福岡情報専門学校の動画です。
数字を使った訴求が特徴的で、資格取得率や内定率などの、学校の強みをわかりやすく伝えています。
また、オリジナルキャラクターが学校を紹介するなど親しみやすくなる工夫も施されています。
面白く魅力的な学校紹介動画の作り方とコツ
学校紹介動画は、他の学校と内容や構成が被りがちで、作成してみたもののぱっとしないということもあります。
学校紹介動画をより面白く魅力的に、またはかっこよく見せるには、作り方にコツがあります。ここでは、学校紹介動画の作り方のコツを紹介します。
目的とターゲットを細かく設定する
学校紹介動画に限らず、このようなPR動画では目的やターゲットをしっかりと設定することが重要です。
学校紹介動画なので目的は「学校紹介」でターゲットは「生徒や保護者」になると思いますが、細かく掘り下げてくると、より具体的な目的やターゲットを絞り込めます。
例えば、新しい学生を募集するために作る動画と保護者向けに作る動画では、内容やアプローチ方法が異なります。
そのため、以下のように動画の大まかな内容を決めることが可能です。
- 大学進学を目指す学生向けに進学実績や教育環境を紹介する
- 部活動を重視している学生向けに、部活動の実績や専用の施設・設備を紹介する
- 専門性の高い職業への就職を目指す学生向けに、カリキュラムや就職状況を紹介する
他にも、スポーツや芸術活動などに特化している場合は、「それぞれの分野を目指す学生」とターゲットを細かく絞ることで、訴求力の高い動画が作れます。
目的とターゲットを決めることは動画施策の成否を決めると言っても過言ではないため、丁寧に行ってください。
学校紹介動画の構成・企画を作る
目的やターゲットが決まったら、次は具体的な構成を考えます。
構成を練る際は、情報を詰め込みすぎると見る人を飽きさせてしまうので注意しましょう。
最後まで視聴されることを第一に、厳選された情報を盛り込むことが重要です。
なお、構成を考える際は、以下のポイントを意識してください。
- 動画の時間(時間配分、全体の尺)
- 動画のスタイル(ナレーションベース、インタビュー形式など)
- 伝えたいメッセージ
- ターゲットが知りたい内容
- 登場人物(学生、教員、オリジナルキャラクターなど)
- 紹介する内容(学校生活、部活動、進路実績など)
30秒の動画でも100万回をこえる再生数を獲得できるため、無理に長くする必要はありません。
構成や企画をどのように作ればいいのかわからない人は、以下のテンプレート資料を活用してみてください。
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伝えたいメッセージを絞る
動画を作るときにありがちな失敗が、伝えたい情報をすべて詰め込んでしまうことです。
しかし、あまりにも多くの情報を盛り込んでしまうと、視聴者にとって理解しづらい内容になってしまう場合があります。
そのため、伝えたいメッセージを絞り、コンパクトにまとめることが重要です。
動画の尺も短くなり、視聴途中の離脱率の減少にもつながります。
もし伝えたい内容が多い場合は、「部活動」「学校行事」というように、複数の動画に分けて制作しましょう。
台本に頼りきらず自然な演出を心がげる
校紹介動画で大切なのは、普段の雰囲気を伝えることです。
台本を用意してもいいのですが、頼り過ぎてしまうと、言わされている感が出てしまいます。
できれば台本を用意せず、ありのままの様子を伝えられるようにしましょう。
普段の授業や部活動の様子、教員とのコミュニケーションなど、自然な様子を見せることで、学校の魅力を伝えることができます。
スマートフォンでの視聴を意識する
近年では、スマートフォンでの情報収集が主流になっています。
そのため、スマートフォンで視聴されることを想定した動画作りが求められます。
具体的には、以下のような工夫が必要です。
- ミュートで再生されてもわかるようにテロップを入れる
- 小さな画面でも見やすいように文字などを大きめにする
- 手軽に見られるように、動画の尺を控えめにする
学校紹介動画の制作にかかる費用
当社の学校紹介動画の制作費用は、15~40万円が目安です。
ただ、学校紹介動画の制作にかかる費用は、動画内容や時間によって大きく変わってくるため、まずはどのような動画を制作したいのかご相談ください。
学校紹介動画の構成作成からの相談や短納期での動画制作、ドローン撮影などにも対応できます。
お急ぎの方・ひとまず費用感を知りたい方、お気軽にお問合せください。
担当者よりすぐご連絡させていただきます。
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学校紹介動画(学校案内動画)を制作することで、文字や写真だけでは伝えられない、学校のリアルな様子・雰囲気を伝えることができます。
映像制作ツールも増えているため、この記事で紹介した作り方のコツや事例を参考にすれば、自分たちで学校紹介動画を作ることも可能です。
ただ、イメージするような面白い動画やかっこいい動画を作るには、プロの動画制作会社への依頼がおすすめです。
特に、企画・構成から対応してくれる動画制作会社に依頼すれば学校側の負担が減るので、通常業務を圧迫することがありません。
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