SDGs動画とは?様々なパターンの事例や制作ポイント等を紹介!
近年、SDGs(持続可能な開発目標)は世間的にも注目度が高く、企業としての取り組みも増えてきています。
自社のSDGsに関する取り組みをPRに活用する企業も増えてきていますが、社外に効果的に発信することが難しいと聞きます。そこで、最近はSDGsに関する取り組みを動画で発信するSDGs動画が注目されています。
そこで、本記事では数多くの動画制作を行っているkey MOVIEが、SDGs動画を作ることのメリットや事例、動画を制作する上でのポイントなどをご紹介します。
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SDGs動画とは、SDGs(持続可能な開発目標)について学べる動画のことです。
例えば、NHKの「ひろがれ!いろとりどり」では、17の目標別にSDGsを学べるクリップがまとめられています。また、国連WFPが制作した「SDGsって何だろう?(学生向けバージョン)」という動画もあります。
これらの動画を活用することで、SDGsのイメージを膨らませ、現実の問題として感じることができます。
吉本興業チャンネル『空飛ぶレジ袋』
お笑い界最大手の事務所、吉本興業のチャンネルが公開している動画です。
人気お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんや、人気お笑いトリオ『パンサー』の尾形貴弘さんを起用し、風に飛ばされたゴミ袋が空を飛び回り、海に落ちて海洋生物に影響を与えることを伝えています。
エコバッグを利用することを啓蒙している動画です。
テイコウペンギン『【アニメ】地球温暖化が進むとどうなるのか?今後◯年以内に日本は水没する…』
テンポの良いアニメで人気のテイコウペンギンが地球温暖化について語っている動画です。
コントのようにボケとツッコミがあり、楽しく見れますが、このままでは日本が沈没する可能性を示唆するなど、SDGsと銘打ってはいませんが、地球温暖化についての警鐘を鳴らす動画です。
両学長 リベラルアーツ大学『【知らないと恥ずかしい】SDGsのキホンと、SDGsを取り入れて生活を豊かにするコツ2つ【人生論】:(アニメ動画)第136回』
マネーリテラシーをはじめとする情報を発信しているYouTubeチャンネルでSDGsをそれぞれの目標を、わかりやすくユーモアを交えて解説しています。
アニメーションも多数使われており、SDGsがなんなのかわからない、でも、小難しい動画は見たくない。
そんな方におすすめかつ、動画作成側としても参考になる動画です。
JICAchannel 【都市開発】SDGs動画シリーズ//ゴール1//貧困をなくそう
日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っているJICA(ジャイカ:国際協力機構)が公開している動画です。
貧困を無くそうというゴールは、一体何を意味しているのかを紹介しています。
淡々とアニメーションを交えながら説明している動画です。
未来の授業「SDGs」ってなんだろう?
SDGs未来会議チャンネルが公開している動画です。
未来の授業と題し、SDGsの現状と私たちにできることはなんなのかを、イラストやCG、ナレーションを組み合わせてわかりやすく伝えています。
教育機関でもそのまま流せそうな、教育に向いている動画です。
国連WFP「SDGsって何だろう?」
国連WFPが公開しているSDGsについて紹介している動画です。
もの哀し気なピアノのBGMを使い、感情に訴えかけるような厚生になっているのが特徴です。
SDGsの取り組みを、より印象に残せるような工夫を作っているのが特徴です。
ベネッセ 公式チャンネル「SDGsってなんだろう?」
子供への通信教育で知られるベネッセの公式チャンネルが公開している動画です。
SDGsをユーモラスなイラストとアニメーション、教育アニメ風の構成でわかりやすく伝えています。
子供でも飽きることなく、最後まで見てもらえるような、キャッチーさを出しつつSDGsの重要性を説いています。
NHK [ひろがれ!いろとりどり] SDGs 17目標のおぼえうた | 未来へ17アクション | SDGs | NHK
日本放送協会(NHK)が公開しているSDGsをいっしょに学ぼう!という動画です。
SDGs 17目標のおぼえうたと題し、メロディーにのせてSDGsを覚えるという動画になっており、短時間でSDGsを子供たちにも広げられるような取り組みをしています。
国連WFP SDGsって何だろう?(学生向けバージョン)
「飢餓から 救う。未来を 救う。」とモットーに活動している国連WFP(WFP国連世界食糧計画)は、食料支援で人びとのために平和、安定、繁栄への道筋を構築する世界最大の人道支援機関です。
そんな世界的に活動している機関が、食糧問題だけでなく、様々な世界のあるべき姿を示すSDGsへの理解を促すような動画です。
こちらもイラストと、ナレーションを使い、感情に訴えかけるような動画となっています。
企業信用度をアップ
SDGs動画を制作することで、企業をあげてSDGsに取り組んでいることをアピールできるため、信用度がアップします。
企業の認知度と信頼を同時に向上できるのがSDGs動画を制作する大きなメリットといえます。
人材採用にプラスに働く
SDGsは社会的な取り組みです。
そのため、人材が就職先を選定するときに、魅力的に思ってもらえる可能性が高まります。
また、SDGsに興味を持っている人材が集まりやすいということは、社会的な取り組みにも目を向けることができる能力のある人材が集まりやすいという事も意味します。
そのため、人材採用にプラスに働くことも、SDGs動画を作る大きなメリットといえます。
商品やサービスに付加価値が生まれる
商品やサービスを展開するとき、SDGsに前向きな企業であることをアピールすると、付加価値が付きます。
SDGsに前向きであることに、マイナスなイメージは付かず、興味ある人には、プラスの印象を与えることができるため、付加価値をデメリットなくつけられるのが、SDGs動画を作成する大きなメリットといえるでしょう。
目的を明確にする
SDGs動画を制作する際は、どのような目的で制作するのかを明確にすることが重要です。
例えば、企業のSDGs活動をPRするために制作する場合は、どのような視聴者に向けて制作するのか、どのようなメッセージを伝えるのかを考慮しましょう。
ストーリー性を持たせる
SDGs動画は、ストーリー性を持たせることで、視聴者に訴求力を持たせることができます。
例えば、食糧不足に瀕する国の実情を伝えながら、SDGsの大切さを伝えることで、よりSDGsの思いが伝わると思います。
ストーリー性を持たせるためには、具体的な事例やエピソードを盛り込むことが有効です。
視聴者に寄り添う
SDGs動画は、視聴者に寄り添った内容であることが求められます。
視聴者が興味を持ちそうなテーマや、視聴者が共感できるストーリーなどを盛り込むことが大切です。
また、SDGsは組織の大小を問わず取組むことが求められています。
そのため、資金力に乏しい企業でも積極的にSDGsに参加してもらうために、国や自治体などが企業のSDGs活動に対する補助金・助成金制度を設けています。
これらを活用すれば、企業の負担を減らしつつ、しっかりと予算をかけた、質の高い動画を制作できます。
国や自治体が実施しているSDGs関連で表彰を受けると、SDGs活動のPRになりますし、社会的な意義のある活動をしている世間へのアピールができます。
これらのことから、ブランディング効果も同時に期待できるのが、大きなメリットといえるでしょう。
補助金については、以下の記事をあわせて確認してください。
SDGS動画の概要、メリット、活用ポイント、制作費の相場などを解説してきました。
もし、「自社でもSDGsの動画を作りたいけど、いくらかかるの?」「どれくらいの時間がかかるの?」と、気になっている方は、気軽に見積もりをとってみることがよいでしょう。
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