BtoBマーケティングでYouTubeは有効?効果や事例等を徹底解説
多くの一般ユーザーに利用されているYouTubeは、BtoCの動画マーケティングとして非常に有効で、多くのBtoC企業がYouTubeを活用していますが、BtoBにおいてはどうなのか、疑問に持っている方も多いのではないでしょうか?
YouTubeはプライベートで利用するというイメージが強いため、BtoBには向かないと思われがちですが、実はBtoBにおいてもYouTubeを活用したマーケティングは有効です。
本記事では、数多くのYouTubeチャンネルの運用代行を行っている動画制作会社(key MOVIE)がBtoBマーケティングでYouTubeを活用するメリットや注意点、活用事例などを分かりやすく解説します。
以下企業におけるYouTubeチャネルを運営する際のノウハウをまとめた資料を無料で配布しておりますので、こちらもご覧ください。
YouTube企業チャンネル運営の教科書(ダウンロード無料)▼
▼動画制作費の相場資料を配付中▼
動画制作費の相場資料をダウンロード(無料)
Contents
BtoBマーケにYouTubeが活用できる、具体的な理由は主に以下の5つです。
- YouTubeが情報収集に活用されているため
- BtoBはVSEO対策の難易度が低いため
- 指名検索がYouTube上で実施されるため
- CVの導線を設置することが可能なため
- 時間をかけてユーザーを説得可能なため
それぞれ、具体的に解説します。
YouTubeが情報収集に活用されているため
一般消費者と同様、企業担当者もインターネット上で情報収集を行います。
商品やサービスの情報をできるだけ分かりやすく効率的に収集したいと考えた場合、YouTube動画は非常に有効な情報収集手段なので、情報収集にYouTubeを活用している企業担当者も多いです。
BtoBはVSEO対策の難易度が低いため
YouTubeはBtoB向けというイメージが多いため、BtoB向けの動画マーケティングを行う場合は競合が非常に少ないため、VSEO対策の難易度が低くなります。
VSEO(Video Search Engine Optimization)とは、YouTubeなどの動画プラットフォーム上で検索結果の上位に表示させるために様々な対策を講じることです。
VSEO対策の難易度が低いということは、YouTube上で検索結果の上位に表示される可能性が高いため、多くのユーザーに見てもらうことができます。
指名検索がYouTube上で実施されるため
ユーザーがYouTube広告で商品やサービスを認知して、さらに詳しく知りたいと考えた場合、そのままYouTube上で指名検索を行う可能性が非常に高いため、自社の運営チャンネルに誘導することが可能になります。
CVの導線を設置することが可能なため
自社のYouTubeチャンネルを作成することにより、CVに導きやすいような再生リストを作成することにより、スムーズにCVに繋げることができます。
時間をかけてユーザーを説得可能なため
YouTubeは、1本動画を試聴すると関連動画が自動的に表示される仕組みになっているため、他の動画も見てもらえる可能性が高いです。
あらかじめ、ユーザーが知りたい情報を動画にしてアップロードしておくことで、複数の動画を見てもらうことができ、時間をかけてユーザーの疑問や不安を解消することができます。
BtoB企業がYouTubeを活用したマーケティングを行った場合、以下の4つの効果・メリットが期待できます。
- サービスの認知獲得
- 潜在リードの獲得
- チャンネル登録という再訪導線が活用可能
- 求職者への情報提供
それぞれ、具体的に解説します。
サービスの認知獲得
YouTube広告に動画を出稿した場合、今まで自社を認知していなかったユーザーに認知してもらうことができます。
YouTubeは、ユーザーの住んでいる地域・年齢・性別等を絞って広告を出稿することも可能なので、比較的CVに繋がりやすいユーザーに認知してもらうことができます。
潜在リードの獲得
通常、潜在層へリーチする場合、ニーズが顕在化していないユーザーにもアプローチする必要があるため、CVに繋げるためのコストが高くなります。
しかし、BtoB系商材の場合、対策するべきキーワードの検索ボリュームが少ないため、比較的狙ったキーワードでの上位表示獲得がしやすく、効率的にCVに繋げることができます。
チャンネル登録という再訪導線が活用可能
YouTubeは、ユーザーにチャンネル登録をしてもらうことで、ユーザーに動画を見てもらえる可能性が非常に高くなります。
チャンネル登録はワンタップで完了するため、ユーザーの心理的ハードルも低いため、効率的に再訪導線を作ることができます。
求職者への情報提供
YouTubeで自社の商品やサービスを認知してもらうことにより、求職者へのアピールにもなります。
通常、求人活動には多くのコストがかかりますが、YouTubeの場合は、概要欄に企業のホームページのURLを掲載しておくことで、スムーズに求職者へ情報を提供することができます。
BtoB企業がYouTubeを活用する場合、以下の3つの点に注意する必要があります。
- 出演者の確保が必要である
- リソースの確保が必要になる
- 属人的になると、持続性が担保できない
それぞれ、具体的に解説します。
出演者の確保が必要である
企業がYouTubeチャンネルを運営する場合、出演者を確保する必要があります。
商品やサービスに関して説明する場合、基本的には顔や声を出しての撮影となるため、出演者の許可が必要となります。
リソースの確保が必要になる
継続的に動画を投稿していくには、動画の企画構成・撮影・動画編集など、多くのコストがかかるため、リソースを確保する必要があります。
社内でリソースが確保できない場合には、外注化も検討しましょう。
属人的になると、持続性が担保できない
属人的な動画を継続的に投稿することで、親近感が湧きやすくなるというメリットもありますが、何らかの理由で担当者が離れることになった場合、持続不可能となります。
継続的な運営を考えている場合、属人的にならないように注意しましょう。
BtoB企業がYouTubeを活用して結果を出すには、以下の3つのポイントを抑えて動画を制作する必要があります。
- 長期的にコンテンツが制作できる体制を構築する
- 作りたいコンテンツを作るのではなく、KWから逆算する
- 短期的なCVの導線を設置する
それぞれ、具体的に解説します。
長期的にコンテンツが制作できる体制を構築する
YouTubeでは、動画再生数が多く、高評価の多い動画が優先的に表示されるようになっています。
チャンネル登録者数を増やすことで、動画の再生数を伸ばしやすくなるため、継続的に動画をアップロードする必要があります。
そのため、長期的にコンテンツが制作できるような体制を構築することが重要です。
作りたいコンテンツを作るのではなく、KWから逆算する
チャンネル登録者が少ない段階では、キーワード検索からの流入に頼らざるを得ません。
そのため、少しでも多くのユーザーに動画を見てもらうため、作りたいコンテンツを作るのではなく、どのキーワードで上位表示を狙うのか、予めしっかりと考えておくことが重要です。
短期的なCVの導線を設置する
BtoBマーケティングの動画は、エンタメ系とは違い、スポットの課題が解決すると離脱してしまうユーザーが多いです。
動画が不必要に長かったり、ユーザーが知りたい情報が先延ばしにされているような動画は、ユーザーが離脱してしまう可能性が高くなります。
そのため、ユーザーが知りたい情報を完結にまとめつつ、戦略的に自社の商品やサービスをアピールし、なるべく短期的なCV導線を設置する必要があります。
実際にBtoB企業がYouTubeを活用したマーケティングを行っている事例を3つご紹介します。
freee株式会社のYouTube活用事例
一つ目は、クラウド会計ソフト「freee会計」を提供しているfreee株式会社のYouTubeチャンネルです。
ユーザーが知りたい内容を順序立てて丁寧に解説しつつ、自社の会計ソフトの魅力もアピールされています。
動画の更新頻度が多く、内容もバラエティに富んでいるので、チャンネル登録者が多く、再生回数も伸びやすい構造になっています。
日新精機株式会社のYouTube活用事例
日新精機株式会社は冷間圧造向けの超硬金型を設計・製作する企業です。
圧造に関するさまざまな加工技術に関して、アニメーションでわかりやすく解説しており、同業界のユーザーに専門知識をうまくアピールしています。
専門知識をアニーションで解説するという手法は、属人性が低いため、長期的に継続しやすい点も非常に参考になります。
サイボウズ株式会社のYouTube活用事例
サイボウズ株式会社は、社内の業務を効率よく行うため「サイボウズ Office」というグループウェアを提供している企業です。
自社のサービスに関して、ユーザーが抱きそうな疑問を先回りして解決するような動画になっており、導入を検討している企業に非常に親切な内容になっています。
また、動画の長さも3分程度と短時間で試聴可能なので、自分が知りたい情報だけ、スキマ時間で見ることができるのも魅力的です。
YouTubeを活用したBtoBマーケティングで速く成果を出すためには、ユーザーにとって魅力的な動画を継続的に投稿し続ける必要があります。
そのためには、社内でコンスタントに動画を企画・制作し続けるために多くのリソースを確保する必要がありますが、社内でそのような多くのリソースを確保するのはなかなか難しい企業も多いかと思います。
社内でのリソース確保が難しい場合は、動画制作会社に依頼することで、自社で時間と労力をかけずに魅力的な動画を投稿し続けることができます。
弊社もYouTube運用代行サービス(key MOVIE)を提供おり、無料で相談をお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
まずはサービスの概要・料金を知りたいといった方は以下より、無料にて配布している資料をご覧ください。