ホームページに動画を活用すればCVRが上がる!?活用の効果・制作費用等を解説
ホームページで、動画を活用し、CVRが改善されたといった成功事例も増えてきました。
そんな中、「ホームページの動画ってどのようなものを作成すれば良いの?」「どこに掲載すれば良いの?」といった疑問をお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、数多くのホームページ動画を制作してきた動画制作会社(KEY-MOVIE)がホームページ用動画の概要・メリット・制作費用等を解説いたします。
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Contents
多くの企業がホームページ上で動画を活用しているのは、ユーザーの多くが動画からの情報収集にシフトしているためです。
実際、動画広告の市場規模は年々増加しており、需要が拡大していることが分かります。
また、ホームページでの動画活用は費用対効果も高く、動画を活用した施策の中で着手しやすいのです。
多くの企業がホームページで動画を活用していますが、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは大きく3つのメリットを解説いたします。
動画を活用することで多くの情報を伝達できる
動画は画像の7倍、テキストの5000倍もの情報量があるとされています。デジタルに出現するユーザーの多くは非常にせっかちで、サイトに記載された情報を短い時間で収集しようとします。
動画を活用すれば、せっかちなユーザーに対して、短い時間でサービスの概要や特徴、魅力を伝えることができるため、非常に相性が良いのです。
SNSとの相性が良く拡散性が高い
動画の内容によっては拡散を狙うことが出来ます。動画は、Twitter・YouTube・TikTok等の各種SNSと相性が良く、良質な動画を制作すれば、普段から取引のある企業等に拡散してもらえ、多くのユーザーに視聴して貰える可能性があります。
商品・サービス導入の最後の一押しになる
ユーザーが商品を検討する際は、意思決定の材料になる情報をウェブ上で収集します。その際情報が少ないと、最終的に検討を辞めてしまうユーザーも多いです。
ユーザーが商品を購入する前に気になる部分等を先回りし、動画を掲載しておくことで、視聴したユーザーは安心して商品の購入をすることができるのです。
ホームページで動画が活用できることは分かったけど、どのような動画を作れば良いのでしょうか。ホームページで活用されている動画には以下のような種類があります。順番に解説していきます。
- ブランディング動画
- リクルーティング(採用)動画
- 商品サービス紹介用動画
- ティザー動画
ブランディング動画
ブランディング動画は主にコーポレートサイト等で活用されます。特にBtoB企業のようにPRする商材の説明が難しい場合は、会社の目指すべき方向・ビジョンを動画にして、クライアントからの共感を獲得することでビジネスに繋げるという手法が一般的です。
また、コーポレートサイトは取引先・求職者等、様々なステークホルダーが流入してくるため、採用・取引先の拡大等、様々な部分で効果を得ることが出来ます。
【関連記事】ブランディング動画とは?制作すべき理由やメリット・事例を解説
採用動画
採用活動のため特設されたホームページ、コーポレートサイトのリクルーティングページ等で活用されます。
動画を活用することで、オフィスや実際に働く人々、商品・サービスの魅力を伝えることができます。
社員の1日を紹介する動画やオフィス・ヒストリー紹介動画等、様々なコンテンツを作成しておくことで、求職者たちに多くの情報を伝えることができます。
また、就職セミナー動画を活用すれば、セミナー開催の回数を減らすことができますし、Uターン等を検討する遠方の学生等にもリーチすることができるなど多くのメリットがあります。
商品・サービス紹介動画
LP・サービスサイト等で活用され、自社の商品・サービスの特徴や概要などを紹介するための動画です。
基本的にはサービス・商品を検討しているユーザーに対して特徴・メリット等を伝えるため、比較的長い動画になります。
ティザー動画
LP・オウンドメディア等で活用される、商品・サービス等を短い時間で宣伝し、興味を持ってもらうための動画です。
商品・サービスを認知していないユーザーへ向けて作成されるため、比較的潜在層が訪問するブログ記事内等で使用される場合が多いでしょう。
ホームページ内で動画を活用して、効果を発揮するためにはどのようなことを意識すれば良いのでしょうか?
折角コストをかけて動画を作ったのに無駄になってしまっては勿体ないですよね。ここでは、ホームページで動画を活用する際のポイントを解説いたします。
流入するユーザーの属性に合わせて動画を作成する
ホームページに流入してくるユーザーの属性は様々です。動画を掲載するホームページにはどのようなユーザーが多いのかしっかりと分析をしましょう。
潜在層が多いホームページで3分程度のサービス紹介動画を掲載しても、ほとんど視聴してもらえないでしょう。
流入するユーザに合わせて、ニーズを満たす動画を制作するようにしましょう。
動画を掲載する箇所を見極める
動画を掲載する場所を間違えると、視聴してもらえないだけでなく、お問合わせの件数が減少する危険性もございます。
勿論動画の種類によって掲載するべき箇所は異なります。
例えばサービス紹介動画であれば、基本的にホームページ上部は資料請求・お問い合わせへの導線を最優先します。
ページをスクロールするユーザは温度感が高い傾向にありますので、ページ下部や中部で情報を収集しているユーザーに向けて動画を掲載するのが効果的です。
不安な方は動画制作会社の方に相談するのが良いでしょう。
各種SNSでも掲載する
動画を作成したら、できる限り視聴してもらえる経路を確保しましょう。Twitter・YouTube、自社で運用しているアカウントがあれば基本的には全ての箇所で掲載します。
YouTube等では、検索窓からの流入も見込めるため、タイトル・概要欄にサービス名・自社名を含める等の対策を行いましょう。
【関連記事】YouTube動画を検索結果上位に表示させる方法【最新版】
ホームページで活用する動画の相場
実際に制作してみたいけど、いくらくらいの費用がかかるのか気になりますよね。
動画の演出方法によって、費用は変わりますが、ここでは大きくアニメーション・実写に分けて、制作の相場・費用を解説いたします。
ホームページ用動画(アニメーション)の相場
ホームページで活用するアニメーション動画の費用・相場は1本10万円〜50万円です。
費用に影響する要素は、アニメーションで使用する素材の制作費用や、動画の分数、ナレーション等です。
詳細な費用が知りたい方は動画制作会社に無料で相談してみるのが良いでしょう。
ホームページ用動画(実写)の相場
ホームページで活用する動画の相場は1本50万円から100万円です。
制作費用に影響するのは、有名人やインフルエンサー等のキャスティング費用、必要なカットを撮影するために何度も撮影を重ねる必要がある場合等です。
具体的に制作したい動画のイメージがある場合は、制作会社にいくらで制作可能か相談してみましょう。
ホームページに動画を掲載する際大きく二つの方法があります。それぞれメリットデメリットがございますので、どちらが適しているか判断する必要があります。
直接埋め込み
ホームページ上のサーバーに直接アップロードし、直接埋め込む方法です。ただ、後ほど説明するタグを埋め込むよりは開発の工数がかかる難度の高い設計です。
自由にビュー(動画を視聴する際の枠組み)等の設計が可能なため、デザインに拘りたい場合推奨します。
また、カスタマイズ性が高い一方で、サーバーの負担が増え、ページの表示スピードも遅くなる危険性があるため、基本的には推奨しておりません。
・サーバーの容量が大きい
・全て自社で完結させたい
・デザインの設計に拘りたい
外部プラットフォームを活用する
YouTubeやVimeo等外部の動画プラットフォーム上のサーバーに動画をアップロードし、サイトへの埋め込みタグを発行し、サイトに掲載する方法です。
発行したコードをHTML・CSS内に記述すれば動画が表示されます。
サーバーへの負荷が少なく、開発の工数も少なく済みます。
一方でカスタマイズ性が低いため、デザインの自由度が低いというデメリットがございます。
・サーバー負荷をかけたくない
・開発の工数をかけたくない
良いことばかりに感じる、ホームページ上の動画活用ですが、デメリットもございます。以下解説いたします。
動画制作に時間と費用がかかる
動画の制作にはそれなりに時間とお金がかかります。ディレクションの経験が無いにも関わらず、予算を削減するために自社内で企画・構成等を作成すると、イメージ通りの動画が出来ず、何度も修正が発生してしまったり、思わぬ時間がかかります。
また、動画の制作費用も1本10万円〜100万円と高額です。
動画の質が悪いと逆に検討されにくくなる
質の悪い動画をホームページ上で活用していると、「この会社大丈夫かな?」と逆に不安を抱かせてしまい、検討してもらえなくなってしまいます。
予算を削り中途半端な動画を制作するくらいであれば作成しない方が良いでしょう。
ホームページ上で動画を活用する際に注意するべきことは以下の2点です。
ページ上部での掲載を控える
動画をファーストビュー等で活用し、資料請求・トライアル・お問い合わせ等の入力フォームへの導線を阻害してはいけません。
CVRが悪化する要因になります。折角温度感の高いユーザーが訪問して資料請求をしようと思った際に導線が分かりにくいと、離脱されてしまうためです。
掲載箇所の変更が簡単にできる場合PDCAを回すのも良いですが、制作会社に依頼して都度費用が発生する場合等は掲載場所に注意しましょう。
ホームページの改善が必要な場合は先に着手する
ウェブサイトがイマイチにも関わらず動画を制作するのは順番が間違っています。折角良い動画を制作しても、見た目の悪いウェブサイトに掲載されていては、効果は見込めません。
まずは予算をウェブサイトの開発に割きましょう。
ホームページ上で動画を活用して効果を出すために、マーケティングに詳しい動画制作会社に相談することをおすすめします。
そもそも「現状で動画を制作するべきなのか?」「制作する場合どのような動画が良いのか?」「いくらくらいで制作可能なのか」といった疑問を解消してくれます。
また、相談は無料で対応している制作会社が多いです。
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