公務員の採用動画の成功事例集【地方自治体・県庁職員・警察官あり】作成のポイントも解説

更新日 2024.12.28

安定した公務員への就職を希望する学生や求職者は一定数いますが、地方公務員や職種によっては希望者が少ないケースもあります。

警察官や県庁・自体職員などの仕事に興味を持ってもらう方法として採用動画はおすすめです。

この記事では、公務員の採用動画の成功事例や作成する際のポイントについて解説します。公務員の採用にどのような動画を作ればいいのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

公務員の採用動画の企画や構成、作り方などについて詳しく知りたい方は、keyMOVIEに無料相談してみてください。

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公務員の種類別採用動画事例

数多くの採用動画の制作をおこない、多くの世の中の採用動画を見てきたkey MOVIEが、様々なジャンルの「公務員の採用動画」を紹介していきます。

公務員といっても以下のようにさまざまな種類があり、それぞれに特徴も異なりますのでその点に注意して事例を参考にしてください。

  • 市役所職員
  • 自治体職員
  • 地方公務員
  • 県庁職員
  • 警察官

横浜市役所職員|採用イントロダクションムービー「始動。」

横浜市役所が作成したイントロダクションムービーです。

イントロダクションとは手引き、入門という意味があり、企業のイメージを誰にでも伝わる、わかりやすい表現を使用して印象アップを目指す動画がイントロダクションムービーと呼ばれています。

この動画では、実写ではなく、イラストをメインとし、アニメーションや見やすい色使いで「組織概要」「人事制度」「ワークライフバランスといったアピールポイント」を端的に伝えています。

要点をうまくまとめて、短時間で情報を伝えられる、動画ならではの表現を使っているいい例だと思います。

公務員に限らずアニメーションでの採用動画の事例は下記でも紹介しています。

【郡山市】職員採用PR動画(導入編)~だから、おもしろい こおりやま~

福島県、郡山市の職員採用PR動画です。

この動画では、静止画とアニメーション、エフェクトを多用し、ジャズ調のかっこいいBGMに合わせた映像を制作しています。

公務員にまつわる仕事はコンプライアンス意識の高さから、お堅く、ルーティンワークに終始しがちという先入観を逆手に取り、郡山の行政は一味違うという表現を強く押し出しています。

また、福島市役所の社員数や福島の中での工業や農業の能力など、地元の中でも優れていることも同時にアピール。

かっこよさと強いアピールを同時に表現している映像例です。

公務員に限らずかっこいい採用動画の事例は下記でも紹介しています。

ワーク・ライフ・コミュニティ・バランス。農家さんとの交流から見えるもの~【塩尻市】職員採用PR動画~

長野県、塩尻市の職員採用PR動画です。

実際に働いている職員に密着しながら、インタビュー音声を裏に乗せ、実際の仕事のルーティンや、どのような働きをしているのか、どんなモチベーションがあるのかを表現しています。

朝6時から出社して働いているという、最初びっくりするような状況から動画はスタートしますが、これはあくまで引きであり、フレックス制を導入し、早く帰宅できて自分の時間を作ることができるという、メリットを合わせて紹介し、一人一人にあった働き方ができることを伝えています。

また、塩尻市のワイン産業に携わる仕事をしていて「仕事という感覚ではなく、すごい人に囲まれて楽しい」「育てていただいている」と、やりがいやこの仕事ならではの楽しさを伝えています。

塩尻だからこそ体験できる、価値のある仕事をアピールしているのが、この動画の特徴と言えるでしょう。

【公務員の仕事】和歌山県有田市採用動画

和歌山県有田市の採用動画です。

実際に、市役所で長く働いている職員に話を聞き、働いている様子を撮影しています。

市役所の仕事は、いつも決まった仕事をしているというイメージを否定し「有田市をよくするために、労力や時間が必要」「YouTubeも若手社員の意見」というように、クリエイティブな一面もあり、決してつまらない仕事ではなく、楽な仕事ではないと、固定概念を持っているユーザーの意識を変えるようなパワーワードを意図的に使っています。

前例にとらわれない意識を持つ人や、田舎ならではの良さをアピールできるような人材を欲しいと、明確に欲しい人物像を伝え、よりよりマッチングができるような工夫もちりばめられたいい例だと思います。

茨城県警察採用広報ムービー~本気で挑む~

茨城県警察の採用動画です。

この動画では、インタビューや具体的な説明は一切無く、実際に働いている様子のみにフォーカスした内容になっています。

おしゃれかつカッコよさがあるBGMに合わせて、パトカーに乗り込む映像、空からパトカーを追う映像、管制で指示を出している様子などなど。

様々なカッコいい演出を使用しています。

警察官はなりたい職業に、毎年子供たちからあげられるほど、認知度や人気があります。

そのため、ブランディングのような位置づけの動画であり、漠然としたカッコイイイメージをそのままアピールしているのが特徴と言えるでしょう。

新しいキャリア採用試験をはじめます(職員紹介編)_島根県職員募集

島根県のキャリア採用試験についての動画です。

キャリア採用は中途採用と同じで、若さや学歴といった「過去の経験を活かせること」が重要な採用です。

そこで、実際にIターンなどで転職してきたキャリア採用社員の仕事内容や、仕事に対する思い、やりがいを取材したものを作成しています。

島根だからこそできることや、地域住民との関係性、田舎だからこそできるクリエイティブなど、島根という土地だからこそ実現できる環境と仕事があるのをアピールしています。

自分の新たな可能性を見つけたり、自分だからこそ何ができるかという自身のステップアップを望む人へ強く訴求しているのが特徴です。

令和3年度加須市職員採用試験|PR動画

福島県郡山市に本店を置く第二地方銀行である大東銀行の採用動画です。

埼玉県の北東部に位置する加須市(かぞし)の職員採用動画です。

最近入社した若手社員がどんな仕事をしているのか、どんな環境で働いているのかということを話し、実際の社員の声を届けています。

また、それぞれの社員が「頑張ってください」「一緒に働ける日が来ることをお待ちしております」「皆さんにお会いできる日を楽しみにしています」など、採用試験に臨む求職者への応援メッセージを伝えているのが、この動画の大きな特徴です。

動画の構成自体はシンプルで、編集も特に特徴的なものはありませんが、こんな人と働いてみたいとより強く思わせるような演出に特化しているのが特徴です。

職種紹介「水産」-愛媛県職員採用動画「E顔に、なろう。」

愛媛県職員の職種紹介の水産部門の動画です。

実際に水産に携わっている従業員に、どんな楽しみや、どんなことにやりがいを感じるのかというポイントを自分の言葉で語っているのが印象的です。

なぜこんな仕事をしようと思ったのかという考えや、就職してよかったことなど、より社員の思いを掘り下げており、就職後のイメージがしやすいように意識されています。

これ以外にも、「行政事務」「総合土木」「農業」「化学」「福祉」「ワークライフバランス」といった、職種やジャンルに分けて動画を作成し、関心ごとの違う求職者へ、様々な視点から見てもらえるような工夫をしているのが特徴です。

公務員に限らず採用インタビュー動画の制作は下記も参考にしてください。

長浜市公式MV 『We Want Ones-長浜市役所で働こう-』(職員採用PRソング)

https://youtu.be/Ujj4juVHRzI?si=LonG6qQO7_cN9r1H

滋賀県の湖北地方に位置する長浜市の公式“MV”です。

PV(プロモーションビデオ)ではなくMV(ミュージックビデオ)というジャンルであり、実際に音楽、映像全て職員の手作りでヘヴィメタル調で歌いながら進行するという斬新な発想のもとに創られました。

その奇抜さから、公務員の職員採用PR動画としては異例の8万再生を突破しました。歌詞の内容は、市の有名なものや名産を紹介しつつ、市役所の仕事まで紹介しており、キャッチーな歌詞も相まって耳や印象に強く残るのが大きな特徴です。

市役所といえば堅いイメージという固定概念を壊すような動画を作ることで、大きく注目を集めることに成功した稀有な例と言えるでしょう。

事例のような公務員の採用動画を作りたい方は、まずは無料でご相談ください。

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公務員の採用動画制作ポイント

ここまで紹介してきた公務員の採用動画は、様々な見せ方がありました。

「こんな動画が作りたい」「イメージがぴったり」と思った動画もあったのではないでしょうか。

これを機に、採用動画を自社でもつくりたい!と思われた方は下記のポイントを意識して制作するとよいでしょう。

①地元、地方の良さをアピール

公務員の活動は、各地方の市民、事業者、文化を支えるという側面があります。たとえば、今回紹介した動画の中ではワインの醸造に情熱を注いでいる方もいました。

このように、各地方で特色のある産業があり、その産業を発展させながら、文化を後世に残していくことは、各地方だからこそできる仕事です。

地元に貢献したい、地元で働きたいという思いを持つ人にとって、この訴求は非常に刺さるので、積極的に表現に取り入れましょう。

②働くやりがいを伝える

公務員の仕事は「ルーティンワークが多く退屈」「人とのかかわりが大変そう」といったネガティブなイメージを持たれがちです。

つまらなさそうと思われてしまっては、働くやりがいを感じられずに興味を失ってしまいます。

何をモチベーションにして日々働いているのかを、具体的なエピソードとともに伝えられるようにしたほうが良いでしょう。

③動画制作会社に依頼する

公務員に限らず、採用動画で重要なのは映像の綺麗さや編集のかっこよさ、演出が適切かどうかといった専門的な知識が求められます。これらを動画の専門でない方が制作するのはほぼ不可能に近く、そもそも機材もプロ仕様です。金融業界の「採用動画」を制作したい場合は、ぜひご相談ください!

公務員の採用動画を外部に依頼する際のポイント

自社で採用動画を制作するリソースがない場合は、外部に制作を依頼しましょう。

外部に依頼する場合のメリットや費用の目安、外注先の選び方をご紹介します。

動画制作を外注するメリット

公務員の採用動画を外部に依頼するメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 動画のクオリティがアップする
  • 企画から撮影・編集まで丸投げできる
  • 採用効果の高い動画が制作できる

自社内に十分な動画制作リソースやノウハウがない場合は外注することでクオリティの高い採用動画を制作できます。

また、企画の段階から撮影、編集までの行程をまるっと依頼できるので、社内の負担も抑えられます。

採用動画の実績が豊富な会社へ依頼することで、過去のノウハウを活かして制作してくれるため、求人の応募につながる採用効果の高い動画を制作してくれるでしょう。

外注する場合の費用

採用動画の制作を外注する場合、企画から丸投げするのか、撮影まで社内で行って編集のみ依頼するのかなど、依頼する工程によっても費用は変動しますが概ね10万円〜50万円ほどが相場となっています。

少しでも費用を抑えて外注したい場合は、社内で撮影を行う、納期に余裕を持って依頼するなど意識すると費用を抑えることができるでしょう。

外注先の選び方

採用動画制作の外注先は以下のポイントに気をつけて選びましょう。

  • 採用動画の豊富な実績があるか
  • 企画段階からお願いできるか
  • 費用や納期を柔軟に対応してもらえるか

採用動画に関する制作実績が豊富にあり、企画の段階から撮影・編集までまるっとお願い出来る会社がおすすめです。

また、納期や費用に関して柔軟に対応してくれる会社であれば、きめ細やかな対応も期待でき満足のいく採用動画が制作できるでしょう。

まとめ

この記事では、県庁や市役所、地方公務員、警察官など職員採用公務員の採用動画や採用動画について解説しました。

職員の採用動画作成ポイントは、働くモチベーションをアピールしつつ、全体的に信頼感や安心感を感じさせるような「頼りになりそう」というイメージを持ってもらえるような編集をしているのが特徴です。

諸々面倒なことはスルーして採用動画を作りたい!という方は是非、動画制作のプロであるkey MOVIEにご相談ください。

また、今回の記事の他に動画制作の費用相場をまとめた資料も配布中です。ご興味をお持ちいただけましたら是非ご覧いただけますと幸いです。

事例のような公務員の採用動画を作りたい方は、まずは無料でご相談ください。

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この記事の監修者
key MOVIE

「ビジネスの成果につながる」に、こだわる動画マーケティングサービスです。媒体や目的から逆算した広告動画の制作やYouTubeチャンネルの運営などをおこなっています。

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key MOVIEは、マーケティング成果の出る動画・映像を低予算で制作します。 全国の豊富なフリーランスクリエイターを案件毎にアサインすることで、様々なジャンルの動画を低単価で制作しています。 また、マーケターがプランニング・ディレクションをおこなうことで、マーケティング目的にしっかりと効く効果的な動画制作をおこないます。

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