YouTube動画のシナリオ・構成テンプレート
YouTube動画制作の相談をいただく際に、撮影や編集・ナレーションの話しから始まる事が多いです。しかし、YouTube動画制作においてもっと重要なのは企画やシナリオ・構成といった部分です。
従来の番組制作とYouTube動画では、効果的なシナリオや構成が大きく異なります。
そこで本記事は、幅広いジャンルの動画制作をおこなってきたkey MOVIEが、YouTube動画のシナリオ・構成を考える助けになるテンプレートや作成のポイントを解説いたします。
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Contents
シナリオ・構成とは、動画でどのようなことをどのように伝えるかを決めるものです。
動画の設計図のようなもので、「いつ」「だれが」「どこで」「なにを」「どのように」「どのような」などの5W1H的な要素や大まかなシーンの順番をまとめます。
YouTube動画は尺の長さが自由ですし、様々な視聴態度が想定され、全体的にはお決まりのシナリオや構成などはないです。
ただ、企業の情報発信系のチャンネルの場合は効果的なシナリオや構成がありますので、今回は企業の情報発信系のYouTubeチャンネルを想定して解説していきます。
YouTube動画に限らないシナリオや構成の解説は下記記事をお読みください。
YouTube画の基本的なシナリオ・構成は下記になります。
大項目 | 中項目 | セリフ・ナレーション例 |
---|---|---|
オープニング | ・オープニング映像 ・ダイジェスト映像 ・挨拶 など | ・社名/サービス名 ・こんちには!○○です! など |
導入 | ・動画概要 ・動画内容の背景 ・課題提示 など | ・今回は○○に関して解説します。 ・最近、○○が話題になっていますよね ・○○にお悩みではないですか? ・○○知ってますか? など |
本題 | ・要点/ポイント ・詳細 ・例 など | ・ポイント①は○○、ポイント②は○○~ ・詳しく説明すると、、、 ・○○の例だと、、、 |
エンディング | ・まとめ ・〆の挨拶 ・エンディング映像 など | ・今回のおさらいすると~ ・ご視聴ありがとうございました~ ・社名/サービス名 など |
こちらを元に、企画意図によって必要な項目を組み合わせていき、より最適な形にしていきます。
冒頭が最重要
YouTube動画は動画を再生してから冒頭の5~15秒間がもっとも重要と言われています。
なぜなら、この5~15秒間に視聴をやめてしまう人が非常に多く、逆にこの5~15秒を超えると視聴離脱率は低くなっていきます。
そのため、この5~15秒間に如何に視聴者の興味を引くか、自分の求めている情報が得られるか、が構成の重要なポイントになります。
プレゼンなどと同じで、まず最初に目次やダイジェスト映像などでこの動画は何を得られるのかを説明したりすると視聴者は安心して視聴を続けてくれるようになります。
ただし、”ダラダラと長い前置き”はもちろん逆効果なので、冒頭は端的にすることも意識するとよいでしょう。
途中で飽きさせない工夫
YouTube動画は数十分から長いと数時間の尺になります。
そのため、視聴している途中で飽きられて視聴をやめられてしまうのを防ぐ仕掛けが重要です。人間の集中力は15分周期と言われていますので、15分おきに見所がくるような構成にしたり、改めてこの動画の全体像を伝えたり、この後の展開を説明したりすると効果的です。
競合チャンネル動画の確認
何事も0から考えるよりも「たたき」があった方が考えやすいです。
また、YouTubeは差別化よりも関連動画への表示など、再生数の多い動画との類似性という観点も重要です。
そのため、自社チャンネルと同ジャンルの再生数が多い動画はチェックし真似ていくとこから始めるのが効率的です。
YouTube動画のシナリオ・構成に関して紹介しました。
是非、本記事のテンプレートをたたきに、貴社YouTube動画のシナリオや構成を検討してみてください。
また、YouTubeチャンネルの運営に関しては他にも下記記事で解説しています。
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