動画制作の企画書の作り方!初心者にもおすすめ無料テンプレートと面白い企画を立てるコツ

更新日 2026.06.11
動画制作の企画書

動画制作における企画書は、プロジェクトの成否を握る極めて重要な設計図です。どんなに素晴らしいアイデアがあっても、企画書でその魅力や必要性が伝わらなければ、制作の予算を獲得することはできません。

この記事では、動画制作の企画書の作り方や企画の考え方、初めての人でも簡単に企画書を作成でき、PDF抽出可能なオリジナル無料テンプレートを紹介します。

動画マーケティングに実績のある動画制作チームが企画・構成から、制作まで一括でサポートします。

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監修者情報
監修者情報

小林 稜介|動画マーケティングコンサルタント
【資格】上級ウェブ解析士・JSPプロモーションプランナー
【得意分野】動画制作/WEBマーケティング/販促プロモーション
【経歴】
株式会社クレオ、株式会社デジタルアイデンティティと2社の代理店で、オフラインの販促プロモーションからクリエイティブ制作、WEBマーケティング全般まで、幅広いマーケティング施策を経験。2021年からkey MOVIEに動画マーケティングのコンサルタントとして参画。現在、広告や企業VP、採用、YouTubeチャンネルなど様々な動画の企画制作をしています。

動画制作の企画書に記載すべき10つの項目

動画制作の企画書は企業や動画制作会社ごとに内容が違い、厳密な決まりはありません。ですが、希望や目的に合う動画をスムーズに制作するには、大まかな構成として以下の10つの項目を記載しておきましょう。

  1. 動画制作の背景・目的
  2. 完成予定日
  3. 動画の種類
  4. 予算
  5. 制作体制
  6. 制作依頼先
  7. 動画秒数
  8. 動画の内容(対象サービスなど)
  9. 公開先の媒体(活用場所)
  10. 社内の担当者

さらに、以下の5つの要件ついてそれぞれ深堀しておきましょう。

  • 商品サービスの具体的な説明
  • ターゲットについて
  • 動画概要
  • 撮影について
  • 動画の演出について

実際に動画を制作する前に、動画の企画や構成を言語化しておくことで、会議や動画制作会社との打ち合わせでしっかりと説明することができます。

動画制作企画書の無料テンプレート【Excel編集・PDF印刷】

動画制作の企画書は何で作成しても構いません。ただし、会議等で印刷したい・皆に共有したい場合、PDFに変換可能なツールでの作成がおすすめです。

PowerPointのアニメーションを使用してイメージに近い画像の挿入等を行い、そのカットを挿入する背景を説明する方法もあります。

ただ、動画制作が初めての人はゼロから制作するのは非常に難しいでしょう。当サイトでは以下の例のように、項目を入力するだけで動画制作企画書を作成できる無料テンプレートを配布しています。

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動画制作の企画書に必要な項目がすべて用意されているので、ゼロから企画書を作成する手間がなく、仕事の効率を上げることができます。

YouTube動画の企画書としても利用できるので、ぜひ試してみてください。

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他社と差別化!「面白い」と思われる動画企画を立てるコツ

優れた動画制作の企画書は、「目的の明確さ」「ターゲットへの適合性」「実現可能性」の3つの基準を満たしています。デザイン性を重視したおしゃれな映像やウケを狙いすぎた企画を提案するだけでは、身内で盛り上がるだけで世間的な評価やマーケティング効果を得られません。

なぜこの動画を作るのか、それによって誰のどのような行動を変えたいのかが、一読して理解できる必要があります。さらに、予算やスケジュールの枠内で本当に形にできるのかという現実的な裏付けも不可欠です。

ここでは、他社と差別化をはかる面白いと思う動画企画のコツを紹介します。

視聴者の感情を動かす「フック」の設計フレームワーク

面白いと感じられる動画を作るには、開始冒頭の3秒以内に視聴者の心を掴む「フック(仕掛け)」を設計することが不可欠です。現代のユーザーは動画の冒頭がつまらないと判断した場合、一瞬でブラウザバックやスキップを行うからです。

面白い企画とは、単に笑えるという意味ではなく、視聴者の「知的好奇心を刺激する」「強い共感を呼ぶ」といった感情の起伏を生み出すものを指します。まずターゲットが抱える日常の不満や疑問をコミカルに描き、その解決策として自社の商品を提示する演出など、感情のギャップを計算してシナリオに組み込みましょう。

トレンドを取り入れた演出と構成のアイデア発想法

社内で「ありきたりだ」と言われない面白い企画を立てるには、SNSのトレンド演出をBtoB(※3)や真面目な動画に敢えて掛け合わせる手法が効果的です。業界の常識から少しずらした演出を取り入れることで、視聴者の認知バイアスを心地よく裏切ることができます。

例えば、堅苦しくなりがちな学校紹介や企業紹介の動画において、スマートフォンの縦型ショート動画風のテンポの速い画面展開や、主観視点(POV)のカメラワークを取り入れます。これにより、既存の競合動画にはない新鮮さと独自の面白さを演出でき、視聴維持率を高く保つことが可能になります。

動画制作に企画書が必要な理由

なぜ、動画制作の企画書がそこまで重要なのでしょうか。

「企画書がなくてもぶっつけ本番で撮影した方が、無駄な準備時間をかけずにコンテンツが制作できる」と思われている方も多いでしょう。

しかし、企画書を作らずに制作したコンテンツは折角時間と労力をかけたのに、無用の長物となりかねません。

下記3点「動画制作に企画書が必要な理由」を解説いたします。

【動画制作に企画書が必要な理由】

  • ①動画を作る目的を達成するため
  • ②コンテンツ制作に必要な工数を把握するため
  • ③制作者の負担を減らすため

①動画制作の目的を達成するため

動画制作の目的は様々。自社サービスの認知獲得に動画を活用したい方もいれば、採用につなげたい方もいるでしょう。

動画の種類や汎用性は高く、何も考えずに制作してしまうと、意図した効果を得ることが難しくなってしまいます。

動画の企画書を制作する際は、「動画制作の背景」を深堀りするので、目的達成のためにどのような動画が有効かしっかりと検討することと思います。

その結果、目標達成のために必要な動画コンテンツを制作することがで、より動画の効果を得ることができるのです。

②コンテンツ制作に必要な工数を把握するため

動画制作において、最も無駄な工数が「出戻り」です。

【用語解説】

「出戻り」とは、制作途中で、撮影や編集のやり直しをすること

よくあるケースは、動画を作っている最中に「イメージと違う」と思い、再度別のコンテンツを設計しなおすケースです。

出戻りが発生すると、修正・確認の工数が発生したり、外注している場合、修正費用等を請求され高く場合もあるでしょう。

動画制作における企画書が作り込まれていれば、出戻りの工数を軽減させることができます。

撮影や編集の前段階で、動画制作に携わる方々と完成イメージをすり合わせることができるので、作成したみたけどイメージと違ったいった出戻りを防ぐことができるのです。

③制作者の負担を減らすため

動画の撮影・編集等に携わるクリエイターの方は、依頼主の意図を理解しようと努めるだけで、時間がかかります。

その他、動画制作に携わる方は、企画書が無い状況では闇雲に動いてしまい、無駄な作業をしがちです。

制作者の工数を減らすために「動画の企画書」は必要なのです。

初心者が動画制作の企画書を作る7つのステップ

動画制作の企画書を作る流れは主に以下の通りです。

  1. 目標(KPI)を設定する
  2. ターゲット・ペルソナの設計を行う
  3. 動画制作の目的を整理する
  4. 動画の時間・トンマナを整理する
  5. 予算を設定する
  6. 具体的なイメージを共有する
  7. 絵コンテを作成する

必要な項目が多くどこから手を付けていいのかわからなくなりがちですが、この7ステップと書き方・方法を参考に挑戦してみてください。

1.目標(KPI)を設定する

動画制作を依頼する際、「特にKPIは設定していない」という方が非常に多いですが、目標とする数字に関しては、必ず設計したほうが良いでしょう。

例えば、動画制作の依頼会社が、広告視聴後の指名検索数増加を狙っていれば、動画内でサービスの連呼や、ロゴの常時表示等が必要になります。

動画視聴後のクリックを狙っていれば、動画の終わりにアクションを促すナレーションを入れるでしょう。KPIがあれば、目標達成のために必要な動画の要素を企画段階で盛り込むことができるため非常に重要なのです。

2.ターゲット・ペルソナの設計を行う

動画を視聴してほしいターゲット層を整理することで、動画に盛り込む内容を決めることができます。

例えば、女性向けの動画であれば、女性から支持の高いタレントを採用するという案がでるでしょう。

また、比較的高齢の方であれば、フルテロップで、説明箇所をわかりやすく説明するべきだという発想がでるでしょう。どんなターゲットを想定しているのか整理しておくことは動画の企画書を制作する上で非常に重要です。

注意するべきなのは、ペルソナを広く設定し、当たり障りの無い動画を制作してしまうことです。

しっかりと自分がこれから制作する動画を「どのような人に届けたいのか」考える必要があるでしょう。

3.動画制作の目的を整理する

目的が無いまま動画を制作すれば、自己満足の動画で終わる可能性がございます。

なぜ動画を作るのか、背景を理解しておくことで、目的を達成することができる動画を制作することができるのです。

また、企画書とセットで動画制作の目的を展開すれば、制作に携わる人は、動画制作に対する迷いが消え、一致団結することでより良い動画を制作することができるのです。

4.動画の時間・トンマナを整理する

動画の秒数によって、コンテンツ内に盛り込める要素の数が大きく変動します。

ただ、動画の時間はしっかり根拠を持って決める必要があります。

例えば、「幅広い媒体で展開したいから汎用性の高い30秒にしたい」といった明確な理由が必要です。

動画の内容によっては、ショートバージョンもセットで作成することができる可能性があるので、検討してみるもの良いかもしれません。

また、動画の全体を左右するトンマナは複数のイメージに近い動画をピックアップしておくことでしっかりと方針を固めておきましょう。

トンマナは一度動画を作ってしまうと、変更することは難しいので慎重に検討しておくことをおすすめします。

5.予算を設定する

動画制作の単価はピンきりです。いくら予算をかけられるかで、動画の品質は大きく変わります。安くて良いものが作りたい気持ちはわかりますが、コストに見合った動画しか作成することはできません。

今の自社にとって、動画制作にかけられるコストはどの程度なのかはしっかり検討する必要があるでしょう。

動画制作に関する費用相場については以下の記事も参考にしてみてください。

6.具体的なイメージを共有する

動画制作の企画をすすめる上で大活躍するのが参考動画です。

動画はイメージの食い違いが起こりやすいので、事前に自分が想定している動画の事例をいくつか探して置くのがよいでしょう。

企画を考える前提となった、参考動画を共有することで、より企画書の内容をイメージしてもらいやすくなるのです。

どのような動画があるのか、参考動画を見たい人は「動画・映像制作の実績」を参考にしてみてください。

7.絵コンテを作成する

企画した内容をイメージ通りに仕上げてほしい場合、絵コンテを制作することをおすすめします。

絵コンテとは、動きを入れる前に、画像やイラストでイメージを書き出したものです。

テキストベースの企画書よりも、イメージしやすくなるため、動画の企画者と、動画撮影・動画編集者等が分担されているケースであっても、イメージ相違をなくすことができ、企画書通りの動画を制作することができるでしょう。

動画制作企画書でよくある失敗例と作成時の注意点

動画制作の企画書を作成する際の失敗例や作成時の注意点を紹介します。

演出の「派手さ」を先行させ目的を見失う

企画書作成で頻繁に見られる失敗は、ドローン撮影や豪華な3DCGなど、派手な演出の提案ばかりが先行して動画本来の目的が形骸化することです。映像美にどれだけコストをかけても、ターゲットにメッセージが届かなければ、ビジネスにおける投資対効果はゼロになります。

実務で演出案を記載する際は、必ず「この演出を行うことで、ターゲットのどのような心理変化を狙うのか」という理由をセットで記述してください。手段が目的化することを防ぎ、常に費用対効果を意識した冷静な視点を企画書内に残すことが大切です。

権利関係やコンプライアンス(著作権等)の侵害

企画書の段階から、使用する音楽、フォント、出演者の権利関係に関するコンプライアンスの確認事項を必ず明記しておきましょう。制作が本格的にスタートした後に、使用予定だった楽曲の商用利用が不可能であると判明した場合、企画全体の方向性を変更せざるを得なくなります。

特にYouTubeなどの公の媒体に配信する場合、著作権侵害の警告を受けるとチャンネル自体が停止するリスクが生じます。企画書内に「使用素材はすべて商用利用可能なロイヤリティフリー素材を使用する」といった安全性の担保を明記し、リスク管理を徹底してください。

AIで素材を生成する場合にも、著作権侵害が発生していないか注意が必要です。

動画制作の企画書に関してよくある質問

まとめ

動画制作の企画書は、関係者の熱量を1つに集め、プロジェクトを成功へと導くための最も重要な道標です。どれほど頭の中に素晴らしい映像イメージがあっても、それをロジカルに書面へ落とし込めなければ、周囲の協力を得ることはできません。

まずは、本日ご紹介した「目的・ターゲット・成果地点」の3大要素をメモ帳に書き出すことから始めてみてください。構成に迷ったときは、標準フォーマットのテンプレートに沿って要素を1つずつ当てはめていけば、誰でも説得力のある企画書が作れます。

入念に作り込まれた1枚の企画書が、動画のクオリティとビジネスの成果を何倍にも引き上げます。先延ばしにせず、今すぐ最初の課題整理のページから作成に取りかかりましょう!

Key MOVIE

動画制作サービス 『key MOVIE』とは

key MOVIEは、マーケティング成果の出る動画を低予算で制作します。 全国の豊富なフリーランスクリエイターを案件毎にアサインすることで、様々なジャンルの動画を低単価で制作しています。 また、マーケターがプランニング・ディレクションをおこなうことで、マーケティング目的にしっかりと効く効果的な動画制作をおこないます。

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