YouTube採用チャンネルの事例集
YouTubeを採用活動に活用している企業は多く、うまくいっている企業もあれば、あまり数字につながっていない企業も存在します。
今回は数多くのYouTubeチャンネルを支援するkey MOVIEが、YouTubeを上手に採用チャンネルとして活用している事例をご紹介します。
採用チャンネルの運用を検討している企業はぜひ参考にしてみてください。
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採用チャンネルとは
採用チャンネルとは、YouTubeでのチャンネル運営を通して、自社の従業員の採用を主目的としているチャンネルを指します。
近年では動画における採用広告が増えており、YouTubeの利用者層が幅広く、企業が求める人材に訴求しやすいということから採用チャンネルと運営する企業が増えています。
YouTubeを活用している採用チャンネル事例15選
実際にYouTubeを活用している採用チャンネルの事例を15個ご紹介します。
自社でも採用チャンネルの運営を行ってみたい、という方は以下で紹介するチャンネルをぜひご参考にしてください。
JCB採用公式チャンネル
JCB採用公式チャンネルでは、座談会形式の動画やキャリアインタビュー、人事部が発信する就活生向けコンテンツや社員の1日密着動画など、採用動画として王道な動画を数多く投稿しています。
いずれも平均的に数千回再生されているので、安定したファンが視聴していることが伺えます。
こういった王道な企画はある程度の再生数が担保されるため、いきなりユニークな動画を投稿するのではなく、まずはJCB採用公式チャンネルのような王道な動画形式で初めてみるといいでしょう。
https://www.youtube.com/@jcb3094
【公式】いえらぶ採用チャンネル
いえらぶ採用チャンネルでは、社員密着動画や従業員インタビュー動画に加えて、営業社員同士の営業ロープレ対決動画などエンターテイメント要素の高い動画も頻繁に投稿しています。
硬くなりやすい採用動画ですが、対決形式でエンターテイメント性を持たせることで視聴者の興味関心を引きやすく、自社の営業の特色などもアピールできるため効果的な手法と言えるでしょう。
https://www.youtube.com/@ielove-recruit
ナカジツ採用チャンネル
ナカジツ採用チャンネルでは、社員1日密着動画に特に注力しており、部門別に再生リストを作りかなり多くの社員の密着動画を投稿しています。
求職者側からすると、自分が志望する部署の従業員密着動画が複数見られるため、会社内の雰囲気や社風がわかりやすく効果的な動画と言えます。
従業員側のNGがない限り、こういった密着動画はなるべく広い範囲の部署で多くの従業員の動画を投稿するといいでしょう。
https://www.youtube.com/@nakajitsu.saiyou
INPEX採用チャンネル
INPEX採用チャンネルでは、会社の事業内容が専門性の高いものとなっているため、社員の密着というよりは事業の専門性をアピールする動画が主体となっています。
一見すると堅苦しくつまらないコンテンツに思われがちですが、興味があって関心度が高い求職者のニーズにマッチするため、専門性の高い事業を行っている会社はこういった形式を真似してみるといいでしょう。
https://www.youtube.com/@inpex295
ホリプロ採用チャンネル
ホリプロ採用チャンネルでは、ショート形式の動画に力を入れていて、社員インタビューや1日密着動画をコミカル要素強めで投稿しています。
ショート動画にすることで視聴者の目にとまる可能性が高く、再生回数も平均的に1万回を超えているため、とにかくまずは自社を知ってほしいというチャンネルであればショート動画の活用もおすすめです。
https://www.youtube.com/@horipro_saiyo/featured
【公式】コメリ新卒採用チャンネル
【公式】コメリ新卒採用チャンネルでは、社員紹介動画だけではなくweb説明会形式で自社の会社紹介動画などを複数投稿しています。
社員にフォーカスするだけではなく、自社の事業内容やサービス内容、アピールポイントや福利厚生などもしっかりと訴求したいという場合は、会社説明動画も必要となってくるでしょう。
https://www.youtube.com/@user-oi3yy4wh1v/videos
国際自動車株式会社 採用チャンネル
国際自動車株式会社 採用チャンネルでは、チャンネル登録者数が千人ほどにもかかわらず人気の動画は10万回以上の再生回数を誇っていて、企画や動画の面白さがずば抜けている採用チャンネルと言えるでしょう。
お笑い芸人とコラボして自社の従業員と対決させるというユニークな動画形式が視聴者に刺さっているようなので、予算を豊富に確保できる場合は人気のお笑い芸人とのコラボ動画なども効果的と言えます。
https://www.youtube.com/@kmrecruit/videos
東北電力グループチャンネル
東北電力グループチャンネルでは、「おそうじ駅伝」という自社の創立70年を記念した動画をシリーズものとして複数回投稿しており、いずれの動画も従業員の方のありのままの姿や会社の雰囲気が感じられる素敵な動画となっています。
こういったように、自社ならではのオリジナルなコンテンツがあることで同業他社の採用チャンネルとも差別化できるため、参考にしてみましょう。
https://www.youtube.com/@user-nc3mx6bf3l/videos
グッドスピード リクルートチャンネル
グッドスピード リクルートチャンネルでは、通常なかなかみることのできない海外出張密着動画なども投稿していて、その珍しさから海外に興味のある視聴者を獲得することができているようです。
海外出張の存在しない会社には決して真似できないコンテンツですので、自社ならではの強みがある場合は、こういった形で動画にしてみるのも効果的と言えるでしょう。
https://www.youtube.com/@user-zo7ld4wt5t/videos
マルハン 採用チャンネル_北日本カンパニー
マルハン 採用チャンネル_北日本カンパニーでは、新入社員研修にフォーカスを当てて、入社したての新入社員が一人前になるまでの過程を追いかけたストーリー形式の動画をシリーズ化して投稿しています。
求職者にとっては入社後の研修期間に不安を抱えていることが多いため、こういった形でありのままの研修風景が見られるというのは求職者目線のいい企画であると言えそうです。
https://www.youtube.com/@maruhan_saiyo
【公式】JR東海 新卒採用チャンネル
【公式】JR東海 新卒採用チャンネルでは、従業員紹介の中でも専門性が高いプロフェッショナルな技術を持ったベテラン従業員の仕事風景に密着する動画を投稿しています。
こういった専門性の高い技術の紹介動画は、その仕事に対する憧れを抱かせる効果もあるのと自社の技術力の高さをアピールすることでもできるため、積極的に自社の技術力をアピールしたいチャンネルは真似してみましょう。
https://www.youtube.com/@JR-vk5mz
メ〜テレ 採用チャンネル
メ〜テレ 採用チャンネルでは、同期で入社した社員による「同期トーク」と称して、会社の内情や雰囲気、入社前後でのギャップなどをありのまま本音で公開しています。
こういった動画では着飾った姿ではなくその会社の素に近い雰囲気が感じられるため、会社の雰囲気を重視して選びたいという求職者のニーズにマッチします。
社風をアピールしたい方にはお勧めの企画と言えるでしょう。
https://www.youtube.com/@user-kt8jx6vf8d
オープンハウス採用チャンネル
オープンハウス採用チャンネルでは、従業員紹介の中でも独特な経歴を持った社員にフォーカスして、なぜオープンハウスに転職したのかという店にフォーカスした動画を多く投稿しています。
こういったように、キャリアのある人材がなぜ自社を選んだのかといった内容に焦点を当てた動画を投稿することで、その会社を選ぶことを検討している求職者のニーズにマッチした動画となるでしょう。
https://www.youtube.com/@user-cg5kd1ip5f
協同プレス 人材採用チャンネル
協同プレス 人材採用チャンネルでは、ショート形式の動画を数多く投稿しており、仕事内容の紹介やインタビュー動画、オフィス見学など王道な企画を気軽にみられるようなチャンネルとなっています。
登録者数はさほど多くないですが、ショート動画であればおすすめに掲載される可能性まおるため、はじめたてのチャンネルではショート動画に注力してみるのも手かもしれません。
https://www.youtube.com/@kyodopress_recruit
神奈川県警察採用チャンネル【公式】
神奈川県警察採用チャンネル【公式】では、普段なかなかみることのできない警察内部をありのまま公開している動画が多く、警察に興味を持っている求職者に刺さるコンテンツを数多く投稿しています。
こういったように、珍しい職種で日常的に関わることのできない仕事の場合、採用チャンネルを活用して日々の姿を見せることで親近感を抱かせることができ、求職者にいいアピールができるでしょう。
https://www.youtube.com/@user-fb9cq1vy9y
採用チャンネルで伸びやすい動画企画例
採用チャンネルで投稿される動画の形式にはいくつかパターンがあります。
その中でも伸びやすく定番であり、求職者に刺さりやすい動画の企画例を3つご紹介します。
社員インタビュー動画
社員インタビュー動画は採用チャンネルの中でも、最も投稿しやすい定番の動画と言えるでしょう。
定番であるからこそ、YouTube上にはあふれんばかりに存在しているため、自社ならではの要素やエンターテイメント性などを盛り込まないと、なかなか視聴者の目に留まりにくいでしょう。
今回ご紹介した採用チャンネルの事例を参考にし、自社でも活用できそうな形式があれば取り入れてみましょう。
なるべく真面目な従業員よりはキャラクターが強い従業員の紹介動画の方が受けがいいので、そういった人材を探してみるのもおすすめです。
1日の流れ動画
その会社で働く場合の1日の流れを出勤時から仕事風景、ランチから会議などを経て仕事終わりまでありのままの流れを紹介する動画形式です。
求職者の多くは実際に入社した後にその会社がどんな雰囲気で、どういった1日の流れなのかイメージできず不安を抱いていることが多いです。
そういった不安や悩みを解決するためにも、ありのままの働く姿を紹介する動画を投稿することで自社への興味関心度を高めることができるでしょう。
社長メッセージ動画
社長は会社の顔とも言えますので、社長直々にこういった人材を求めている、自社はこういう理念で経営しているといった内容を熱く語る動画もおすすめです。
なかなか日常生活の中で企業の社長の言葉を聞く機会は多くないので、自社の従業員にみてもらう目的も兼ねて社長直々に熱い言葉をメッセージとして発信してみましょう。
まとめ
今回紹介したように、YouTubeにおける採用活動は今や当たり前となっています。
その分多くの企業が参入しているため、自社ならではの色や雰囲気を上手にアピールできないと、誰の目にも留まらずコストを無駄にしてしまいます。
上記15個の採用チャンネル事例を参考にし、自社の魅力をうまく伝えられるような採用チャンネルを運営していきましょう。