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03-4400-6494YouTubeSEOとは？検索で上位表示させる条件と調査・分析におすすめの無料ツールを紹介
2024.02.19 
2024.02.19 
YouTubeの検索結果に自分たちの動画を上位表示させ、多くのユーザーに見てもらうためにはYouTube動画に対するSEO対策「YouTube SEO」が重要です。
この記事では、幅広い動画制作・YouTube運用代行を行ってきたkey MOVIEがYouTubeで上位表示している動画の条件・方法などと併せて、YouTubeの検索順位を調べるのに役立つツールなどを初心者にもわかりやすく紹介していきます。
Contents
YouTube SEOとは
YouTubeチャンネルのサーチエンジン最適化（Search Engine Optimization）で、YouTubeにおける動画検索の表示結果を最適化することにより、自社動画を上位表示させチャンネルへの流入数（再生数）を上げる施策です。
YouTubeの動画検索に使用されているアルゴリズムは、ユーザーが検索したキーワードに対し最適な動画を表示させるため、動画内容以外にもタイトルや説明文など様々な要素から動画を評価しています。
そのため、どれだけ良質な動画を作成しても、YouTube SEOの視点がないとなかなか上位表示されません。
企業のYouTubeチャンネルの増加によって、YouTubeチャンネルをマーケティング施策の一環として戦略的に運営するため必要になってきた取り組みともいえます。
YouTubeの検索で上位表示させる条件とポイント
YouTubeの検索で上位表示させる条件として最低でも以下の部分を最適化させる必要があります。
- タイトル内のキーワード
- 説明文
- サムネイル
- ハッシュタグ
- 関連リンク
ここでは、各項目をどのように最適化していくべきかポイントや目的などを解説していきます。
タイトル内のキーワード
動画を上位表示させる上で、タイトルにどのようなキーワードを含めるかは重要です。
極端な例を出すと、犬の動画なのにタイトルに「犬」と入らない場合、「犬」という検索結果で表示されにくくなるでしょう。
検索結果で上位表示させるために、タイトルでは以下のポイントを考慮していくことが重要です。
- 動画内容と一致させる
- 重要なキーワードはできるだけ前に入れる
- ターゲットになるキーワードを含める
- ターゲットになるキーワードと関連性の高いキーワードを含める
戦略的にYouTubeアカウントを運用するのであれば、「どのようなキーワードが検索されているか」「どのようなニーズがあるのか」と言う部分も、動画を制作前に調査する必要があります。
検索ツールについては後ほど説明していきますので、自分の会社がどのようなキーワードを狙っていくべきなのかを調査し選定しましょう。
説明文
動画の説明文に何を書いていいのかわからず、会社説明や商品内容を書くだけになっていませんか？
もちろんそのような説明があってもいいのですが、YouTubeSEO対策を念頭に入れて作成するのであれば、狙ったキーワードとそれに関連するキーワードを入れていくことが重要です。
ただ、キーワードを詰め込んだ説明文にすればいいという訳ではありません。
動画の説明文は100文字程度しか表示されないため、冒頭部分で会社説明や商品説明をするのではなく、共感できたり興味を引くような内容を考えてみましょう。
サムネイル
YouTubeの検索結果を上位表示させる1つの要因として、「動画のクリック率」が重要です。上位表示する動画は表示回数に対して10％のクリック率と言われています。
このクリック率を上げるためには、魅力的な動画のサムネイルが必要です。魅力的なサムネイルを作るには以下のようなコツがあります。
- 文字は少なく、伝えたいことを1つに絞る
- 画像の要素は少なくして、見せたいものを強調・マル秘情報として隠す
- 興味がわくキャッチコピーを考える
- 文字に強弱をつけて、インパクトを出す
魅力的なサムネイルのポイントなどについては「効果が出るYouTubeのサムネイルの作り方」の記事も参考にしてみてください。
ハッシュタグ
動画の内容に関連するハッシュタグをつけることで、ハッシュタグ検索でも表示されるようになり、動画の表示回数を増やすことができます。
ハッシュタグは「動画の内容と関連する」ことの他に、「検索されやすいキーワード」をタグ付けすることが重要です。
あまりにもニッチすぎるキーワードはコアなファン獲得につながりますが、再生数の増加を考えた場合、検索数の多いキーワードでのタグ付けが必要になります。
YouTubeのハッシュタグを考える場合、後ほど紹介するキーワード検索ツールなどで、どのようなキーワードが検索されているかを調査してみましょう。
関連リンク
動画の評価を上げるためには、動画を見せて終わりではなく、アクションさせることが重要です。
そのため、企業の概要欄やHPなどの関連リンクを貼ったり、別の動画を再生しやすいよう関連動画として設定しておくようにしましょう。
また、商品説明動画であれば、説明欄で詳しい説明をあえせず、自社サイトの商品ページのリンクを掲載し、外部へ遷移させることでアクションできるような導線づくりが重要です。
YouTubeSEOの検索キーワード調査・データ分析におすすめ無料ツール6選
YouTube SEOに役立つツールは様々あるのですが、できること・できないこと、得意・不得意が異なります。
それらをまとめた表が下記です。
まずはこの表を確認し、求める機能のあるツールの詳細を確認いただくとよいと思います。
各ツールの機能対応表
| ツール | 無料機能 | 検索キーワード 調査 | データ分析・解析 | YouTubeトレンド 調査 | その他 機能 |
|---|---|---|---|---|---|
| vidIQ | あり | ・検索ボリューム ・競合度 ・サジェストワード ・関連ワード ・上位表示動画 | ・視聴データ推移 ・タグ ・登録者分析 | ・人気動画 | ・独自のSEOスコアリング ・オペレーション便利機能 |
| Ahrefs （エイチレフス） | あり | ・検索ボリューム ・サジェストワード | – | – | – |
| NoxInfluencer | あり | – | ・視聴データ推移 ・チャンネル基本情報 ・タグ ・登録者データ ・推定収益 ・関連チャンネル | ・検索トレンド ・人気動画 | – |
| YT Rival FInder | あり | ・Google検索ボリューム ・サジェストワード ・キーワード関連動画数 | – | – | Google検索での動画表示順位 |
| AZTECA （アステカ） | あり | – | ・視聴データ推移 ・登録者分析 | – | 動画の検索表示順位 |
| YouTube アナリティクス | あり | – | – | – | 自社チャンネル管理画面機能 |
筆者は、対策キーワードの洗い出しは「Ahrefs（エイチレフス）」、対策キーワードの深掘り、制作の参考は「vidIQ」、競合や市場、トレンドの調査は「NoxInfluencer（ノックスインフルエンサー）」を主に活用しています。
vidIQ
vidIQは、Chromeのブラウザ拡張機能として使えるYouTube SEOツールです。
YouTube公認のツールで無料で多くの機能が使えることから世界中で多くのユーザーに使用されています。
非常に便利で筆者は検索ボリュームの調査で主に使用しています。
- 検索ボリューム
- サジェストワード（無料は3つまで）
- 関連キーワード（無料は3つまで）
- 検索キーワードの競合度
- 検索上位表示の動画
- 競合チャンネルの視聴・登録データの推移
- 競合チャンネルのタグ
- チャンネル登録者の情報（有料）
vidIQは他にもvidIQ独自の基準でチャンネルや動画のSEO対策状況をスコアリングしてくれたり、タグやエンドカード、再生リストの一括管理などのオペレーション面での便利機能もあり分析だけでなくYouTube SEOをおこなう上での相棒的なツールです。
調べたい検索キーワードを検索ボックスに入れると、検索ボリューム、競合度、サジェスト・関連ワード、上位表示動画が一気に表示される。
調べたいキーワードを１つづつしか調べられないのが不便ですが、無料でここまで調べられるのはこのツールだけです。
vidIQのインストール方法から検索ボリュームを調べる詳細なフローは下記記事で紹介しています。
競合の視聴者数やチャンネル登録者数、動画の投稿頻度などが過去からの推移で確認できます。
Ahrefs（エイチレフス）
SEOツールで有名なAhrefs（エイチレフス）ですが、YouTubeの検索ボリュームも調べられます。
無料プランは一切の登録やインストールといった手間がないので気軽に活用できます。
- 検索ボリューム
- サジェストワード
できることはキーワードの検索ボリュームを調べるのみとなっており、その分シンプルで使い勝手がいいです。
調べたい検索キーワードを検索ボックスに入れると、検索ボリューム、サジェストワードが一気に表示されます。
Ahrefs（エイチレフス）での検索ボリュームを調べる詳細なフローは下記記事で紹介しています。
基本がSEOのためのツールのためYouTube SEOのためだけに有料プランにするのはコスパが悪いです。
NoxInfluencer（ノックスインフルエンサー）
NoxInfluencer（ノックスインフルエンサー）は、中国の企業が開発したものですが日本語にも対応しており、こちらも多くのユーザーが使用しているYouTube SEOの分析ツールです。
無料で色々な分析ができますが特に競合調査の使い勝手が良く重宝しています。
- チャンネルの基本情報
- チャンネル・動画の視聴データの推移
- チャンネル登録者のデータ（有料）
- チャンネル動画のタグ
- チャンネルの推定収益（有料）
- 関連（同カテゴリ）のチャンネル
- YouTube内の検索トレンド
- YouTube内の人気の動画
これらすべて競合チャンネルのデータも確認でき、しかもコメント率や登録者の属性などかなり重要な指標のデータも見ることができます。
基本的な情報がまとまっていて確認しやすい
YT Rival FInder
YT Rival FInderは、「Google検索上の動画を分析し、YouTubeの動画の再生回数を伸ばす穴場キーワードを探す」ことができる分析ツールです。
検索キーワードがGoogle検索状でどれくらい検索されているか、それに対して動画の表示順位や関連動画はどれくらいあるのかが調べられます。
Google検索に対しての分析ができるため、単にYouTube動画の視聴数を伸ばすためだけでなく、VSEO対策としても活用できます。
- サジェストキーワード
- Google検索ボリューム
- キーワードの関連動画数
- Google検索での動画表示順位
- キーワードのGoogleトレンド推移
Google検索ボリュームやトレンドを調べれるツールは多くありますが、Google検索での動画表示順位を調べられるのはこのツールならではです。
また、Googleの検索データとYouTube動画のデータを一緒に見れることで、狙い目のキーワードを探しやすくなっています。
IMPが多いが、関連動画本数が少ないキーワードは狙い目です。
無料版では上位3つのキーワードまで表示されます。
ここで表示される動画のチャンネル登録者が少なかったり投稿日が古い場合は、狙い目のキーワードと言えます。（競合度が低くいが検索量が多い）
無料プランの場合、1日の検索回数10回まで、表示キーワード数3件までです。
AZTECA（アステカ）
AZTECAは、YouTube上にある動画の検索順位を調べることができるツールです。
クラウド上で利用することができるためインストールなどの手間がなく使用できます。
- 動画の検索順位
- 競合チャンネルの登録者や動画視聴データ
動画の検索順位を確認し記録や比較することもできます。
月額500円とかなりリーズナブルですが、無料会員でも1日10件まではキーワードの動画表示順位を検索することができます。
YouTubeアナリティクス
最後に外部ツールではないですがYouTubeアナリティクスの紹介です。
YouTubeチャンネルの管理画面で確認できるものですが、自社チャンネルを分析するには今まで紹介してきたどのツールよりも調べられる指標が多く数値の信頼性も高いです。
まずは、このYouTubeアナリティクスをしっかりと使いこなせることが重要です。
- 動画のパフォーマンスデータ
- 動画・チャンネルへの流入経路データ
- チャンネルのデータ
- 視聴ユーザーのデータ
- 収益データ
- etc
かなりのデータを分析することが可能です。
また、特定の検索キーワードから流入したユーザーがどのような行動をとっかなどの詳細なデータや、関連動画から流入したユーザーの視聴維持率などデータを組み合わせて分析することも可能です。
もちろん無料です。
【法人向け】YouTubeSEOの検索キーワード調査・データ分析におすすめの有料ツール
法人向けの有料ツールとしては、以下の2つがおすすめです。
| ツール | 検索キーワード 調査 | データ分析・解析 | YouTubeトレンド 調査 | その他 機能 |
|---|---|---|---|---|
| kamui tracker | あり ※一般公開されていない | あり ※一般公開されていない | あり ※一般公開されていない | YouTuberタイアップ事例データ |
| TUBERS （チューバーズ） | – | あり ※一般公開されていない | あり ※一般公開されていない | YouTuberタイアップ事例データ |
有料ツールのメリットは、動画の解析やマーケティングをフォローしてくれることです。プランによっては、本格的なコンサルティングなども可能になるため、必要に応じて検討してみましょう。
動画制作から企画、解析・分析、運用代行まで一貫して依頼したい人は、YouTubeの企業アカウント運用代行の実績があるkey MOVIEにお気軽にご相談ください。
kamui tracker
kamui trackerは、国内最大級のYouTubeデータ分析ツールです。
国内のツールで大手企業も使用しているしっかりとしたツールのためデータがきれいにしっかりと精緻に見ることができます。
また、過去のYouTuberのタイアップデータを見ることもできるためプロモーションの企画にも活用できます。
- 競合チャンネルの登録ユーザー
- 検索キーワードデータ
- YouTube内トレンド分析
- YouTuberタイアップ事例データ
今まで紹介してきたツールでできることの大体は調べることができます。
無料公開されていないサービスのため掲載不可
非公開
法人向けのサービスとなっており問い合わせが必要です。
※登録者数が100人以上のクリエイターは、一部の機能を無料で利用することができます。
TUBERS（チューバーズ）
TUBERSは、YouTube SEO用の国内ツールです。
主に、チャンネルに関する様々なことを調べることができます。
- 競合チャンネル調査
- YouTube内トレンド
- タイアップ事例
無料公開されていないサービスのため掲載不可
非公開
法人向けのサービスとなっており問い合わせが必要です。
YouTube SEOの重要性
YouTubeチャンネルを上手く活用して認知や集客に役立てている企業様が増えております。
それによって、YouTubeチャンネルの運営を始められる企業様もどんどん増えてきておりますが、中々思うように成果を出せないケースも多くあります。
それは、YouTubeの動画がそもそも表示させることが難しいことが要因としてあります。
YouTubeは動画をアップロードした後に企業チャンネルなどファンが少ない場合、ほぼ検索経由でしか動画が表示されません。
つまり、クオリティの高い動画を作成しても検索対策つまりSEO対策がされていないと視聴どころか、そもそも動画がユーザーに表示されることがないのです。
なので、どのようなキーワードでの検索量が多いのかを調べ、そのキーワードに合わせて動画を作るYouTube SEO対策が非常に重要なのです。
まとめ｜YouTubeのSEO対策が得意な動画制作会社に相談し再生回数を伸ばそう！
YouTubeのSEO対策は特に企業チャンネルにとって必須です。
この記事で紹介した上位表示させる条件とポイントを踏まえつつ、検索キーワード調査・データ分析ツールを活用してみてください。
有料と無料のツールがありますが、まずは無料ツールで試してみましょう。使い方をよく知りたい、活用してどのように動画を制作すればいいのか迷った方は、KEYMOVIEにご相談ください。
当社ではYouTube SEO対策をふまえた動画作成やYouTube運営が可能です。
実施が決まっていなく情報収集段階でも構いません。お気軽にお問い合わせくださいませ。
YouTube SEO含めYouTube動画の活用資料を配布しています。
